悩みなんてどうにかなる！(不破雷蔵) ページ48
雷「はぁ…僕はどうしたらいいんだろう」
僕は今悩んでいることがある。
原因は僕の迷い癖である。
いつも迷って周りに決めてもらったり、
呆れられたりしてしまっている。
ボムッ
雷「え!?…って雪？」
『じゃーん！びっくりした？』
雪を投げられた方向を見ると6年生のA先輩が
雪玉を持って立っていた。
雷「驚きますよ、はぁ…」
『どしたのため息なんてついちゃって。
もしかして…私の行動があまりにも酷かったとか!?』
先輩は多分、僕を元気づけようとしてこの行動を
とっているんだろうけど…今の僕にはツッコミを
入れる気がしなかった。
『…』
僕が何も言わないせいか、先輩は真顔で立っている。
…もしかしたらなにか言うべきだったかもしれない。
少し後悔していると先輩が僕の手を引いて
『元気がでないなら出かければいいじゃない！』←
雷「…なんか聞いたことがある気が…」
そして先輩に手を引かれて色んな所へ連れていかれた。
in街
『さて、じゃあ雷蔵！今日は先輩の買い物に付き合ってね！』
雷「なんでそうなるんですか!?」
『いいから！実はこの前6年生でゲームした時の
罰ゲーム終わらせてないのよ。』
雷「罰ゲーム…？」
『誰でもいいから一緒に出かけるっていうものよ』
雷「罰ゲームで僕選ばれたんですか…？」
しかも落ち込んでる時に…
『まぁ、理由はどうあれいいじゃない！
それに罰ゲームとは言えどお出かけはお出かけよ！
買い物でもして気分を晴らしましょ！』
その後も手を引かれて雑貨屋さんと団子屋さん、
見世物小屋などに行った。
夕方になる頃には気分はスッキリして
晴れ晴れとした気持ちになっていた。
『いやぁ、楽しかったね〜！
特に見世物小屋のおしゃべりインコすっごく
かわいかった！』
雷「そうですね！また見に行きたいですね！」
『だね〜！あ、そうだ！これ5年生のみんなに
あげて！この前5年生には申し訳ないことしたからね』
雷「はい！わかりました！」
『うん、元気になって良かった！
やっぱり笑顔が1番ね！』
そう言ってA先輩はにっこりと笑った。
〜ちなみに〜
雷「これ、僕たちにってA先輩が
お団子くれたんだけど、なにかしたっけ？
この前のお詫びらしいけど…」
八「あー、それ多分3日前に起こったかまくら粉砕
事件のことだと思う」
三「あの時勘右衛門と兵助もいたんだろ？
大変だったろうな」
雷「なんで僕だけ知らないの!?」
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こたつ猫(プロフ) - ポチさん» 紅葉の短編集の方では話数的に書けないので続編の青空短編集の方ではリクエストできます (1月12日 18時) (
レス) id: 83e653d56b (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - リクエスト出来ますか? (1月12日 15時) (レス) id: 07a8a54005 (このIDを非表示/違反報告)
こたつ猫(プロフ) - ユリリンさん» ありがとうございます！ (1月6日 9時) (レス) id: 83e653d56b (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - おはようございます。ホッペスリスリの話読みまし 1年生達皆可愛いですよね。凄く面白いです。次回作も楽しみにしています。 (1月6日 7時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
こたつ猫(プロフ) - まりまりまりおさん» ありがとうございます！兄弟の構成はなんとなくのイメージで決めたのでもしイメージと違ったらすみません…！ (1月4日 19時) (レス) @page45 id: 83e653d56b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こたつ猫 | 作成日時：2023年9月26日 20時
