忍たま達の紅葉の短編集

3人の休日(土井先生＆摂津のきり丸)※今回は息抜き作品です ページ35

土「……」

き/A「『……』」

『きり丸〜これ終わったよー』

き「サンキュ、じゃあこれやってよ」

『うげ〜…これ地味にめんどいのに〜』

き「お前が持ってきたバイトだろ〜」

『ちぇ、やるか』

土「…お前たち…なぜ私が筆作りのアルバイトと子守りの
アルバイトを手伝ってるんだ…？」

※赤ちゃんは土井先生がおんぶしています

『どっかの誰かさんがアルバイトを貰いすぎたから
でーす』

き「お前も持ってきてんじゃん！」

実は、今日は土井先生の休日であり、

本来はゆっくり休む日のはずなのに…

きり丸とAが今日という日に限ってアルバイトを

たくさん持ってきたため、手伝わされているのである。

しかも

き「A！筆作り下手すぎだろ！
これじゃバイト代貰えないって」

『うるさいなぁ…こういう作業苦手なんだって』

き「じゃあなんでこのバイト受けたんだよ！」

『何となく』←

きり丸とAは双子の兄妹なのだが、

性格が違いすぎるため喧嘩が多いのだ。

例えば、きり丸は小銭が大好きでどんな状況で

あっても銭をとる。

そのため、川に落ちようが山に埋められようが

取りに行ってしまう。

その時

〜回想〜

『諦めなよ、どう考えても無理でしょ』

き「俺の小銭〜!!!」

『いやいや諦めなって』

き「小銭を諦めるなんて無理に決まってんだろ！
じゃあ俺の小銭はどうすればいいんだよ！」

『諦めりゃいいでしょ！また稼げばいいじゃん！』

〜終了〜

こんな感じにほぼ毎日喧嘩をしている。

しかも止めているのは土井先生…

土「お前たち喧嘩はやめなさい！
兄妹らしく仲良くしたらどうだ？」

き/A「『(｀言´)ｲﾗｲﾗ…』」

土「全く…じゃあお団子買いに行くか。
お前たちも行くか？奢るから」

き/A「『奢る〜!?アヒャアヒャ！』」

土「お前たち、奢るという言葉好きだなぁ…」

性格は違っても根本は一緒

┈┈┈
……なんこれ

土「今までのお話の中で1番おかしくないか？」

ですよね。息抜き作品として書いてたら

こんな感じに……。

まぁ今回は息抜き作品と思ってくださると

嬉しいです。

き「また今度書き直したりしないんすか？」

……気が向いたら

土/き「これしないな/しませんね」

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