思い出の10年前(猪名寺乱太郎) ページ31
※夢主様6年生
『乱太郎ー！見てくれ！絵が上手くなったんだ！』
乱「ほんとだ！前は猫が化け物だったのに！」
『おい！』
き「乱太郎とお姉さんのA先輩って
ほんと仲良いよな」
し「そうだね！いつも楽しそう！」
『ん？2人ともさっきからあたし達を見て
どした？』
き「A先輩！」
し「実は乱太郎とA先輩がすごく仲が
いいって話してたんです！」
『へぇ、そうなのか！まぁ姉弟だし当たり前だけどな！』
し「A先輩は乱太郎との思い出で何が
1番心に残ってますか？」
『ん？うーん…そうだなぁ』
〜10年前〜
父「A、今日からこの子がお前の弟だぞ！」
母「これから仲良くするのよ」
10年前のあの日、あたしには1人の弟ができた。
そいつは本当にかわいくて…あたしは嬉しかった。
『よしよし、これからあたしがお前の姉ちゃん
だからな！これからいっぱい遊んでやるぞ〜！』
乱「キャッキャ！」
その日からあたしは乱太郎の面倒を見続けた。
遊んでやったり、一緒に寝たり、色々教えてあげたり…。
『乱太郎！あれは父ちゃんの酔っ払った姿だ！』
乱「キャッキャ！へへ！」
父「今からどじょうすくいしま〜す」
母「父ちゃん！」
こんなふうにあたしがふざけている父ちゃんの姿を
見せて母ちゃんが呆れて怒って…なんてこともあった。
〜〜
『どれが1番って聞かれると困るけど、
なんだかんだいって全部だな！』
き「全部っすか？」
『あぁ！乱太郎が生まれた時から今までの思い出
全部！あたしにとっての1番の思い出だな！
どれか1個なんて決めらんないよ』
乱「姉ちゃん達、さっきからなんの話してるの？」
し「あ、乱太郎！実は…ﾑｸﾞ」
『なんでもないよ！乱太郎、今度またあたしが
実習の時に見つけた綺麗な景色のとこに
連れてってやるからな！』
乱「ほんと！また絵を描いてもいい!?」
『あったりまえだろ！沢山書いてあたしに
見してくれ！』
乱「うん！」
タッタッタッ
し「先輩！なんで乱太郎に言わないんですか!?」
き「そうっすよ！乱太郎も喜びますよ？」
『…だって、恥ずかしいだろ？』
┈┈┈┈
今回のお話は思い出についてのお話でした！
最近、アルバムを見て懐かしくなったので
乱太郎メインのお話をこのようにしました！
最後に『恥ずかしいから』という言葉にしたのは、
作者自身はこう思うかなって思ったからです。
次回のメインは土井先生＆きり丸です！
お楽しみに！
いつも通りで大丈夫！(中在家長次＆七松小平太)→←諦めきれない体育委員1年生！(皆本金吾＋七松小平太＋乱きりしん)
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こたつ猫(プロフ) - ポチさん» 紅葉の短編集の方では話数的に書けないので続編の青空短編集の方ではリクエストできます (1月12日 18時) (
レス) id: 83e653d56b (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - リクエスト出来ますか? (1月12日 15時) (レス) id: 07a8a54005 (このIDを非表示/違反報告)
こたつ猫(プロフ) - ユリリンさん» ありがとうございます！ (1月6日 9時) (レス) id: 83e653d56b (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - おはようございます。ホッペスリスリの話読みまし 1年生達皆可愛いですよね。凄く面白いです。次回作も楽しみにしています。 (1月6日 7時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
こたつ猫(プロフ) - まりまりまりおさん» ありがとうございます！兄弟の構成はなんとなくのイメージで決めたのでもしイメージと違ったらすみません…！ (1月4日 19時) (レス) @page45 id: 83e653d56b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こたつ猫 | 作成日時：2023年9月26日 20時
