忍たま達の紅葉の短編集

諦めきれない体育委員1年生！(皆本金吾＋七松小平太＋乱きりしん) ページ30

小「A！今日の鍛錬はおしまいだ！」

『はっ、はい！お疲れ様です！七松先輩！』

いいなぁ、七松先輩…。

Aにあんなかわいい笑顔向けられて…。

乱「金吾、何してるの？」

金「うわぁ！…って、乱太郎、きり丸、しんベヱ、
脅かさないでよ！」

き「わりぃわりぃ(笑)
またAを見てるの？」

金「またって…だって僕には話しかける勇気ないし…」

し「金吾はAちゃんのこと好きだもんね！」

金「しんベヱ！静かに！」

しんベヱの口を抑えると、話し声が聞こえてきた。

『七松先輩！今度鍛錬にお付き合いしてくださった
お礼がしたいです！今度一緒に出かけませんか？』

小「ん？あぁ、いいぞ！」

『やったァ！ありがとうございます、七松先輩！//』

Aは頬を赤らめてすごく嬉しそう…

金「あぁぁぁぁ！あんな笑顔いくら七松先輩と
言えど許せない〜…！」←小さい声で言ってる

し「き、金吾…！ほっぺが…」

金「あ、ごめん」

ついむしゃくしゃしてしんベヱのほっぺを

ふにゃふにゃにしてしまっていた。

き「そんなヤキモチ妬くくらいなら金吾も
Aをなにかに誘ったらいいじゃん」

金「でも、何に誘えば…？」

乱「そういえば、この前綺麗な景色があったんだよ！
そこに連れていったらどう？」

金「そうなんだ！じゃあ早速…って、
出来たら苦労しないよ！」

今まで誘ってみようと話しかけてみたけど、

まともに話せたことがない。

情けないなぁ…僕。

し「金吾！弱気になってちゃダメ！」

き「お！しんベヱが真面目な顔で言ってる！」

乱「そうだよ、しんベヱの言う通り！」

し「金吾！弱気にならないで勇気を出して
頑張って！」

金「しんベヱ…！ありがとう！」

3人から勇気を貰った僕は早速Aを

誘ってみることにした。

金「A！」

『ん？金吾どしたのー？』

金「え、えっと…その…今度」

やっぱり緊張して誘えない…

『そういえばね！金吾って街1番の綺麗な景色特集
知ってる？そこの景色見に行きたくてさ！
一緒に今度行かない？』

金「う、うん！勿論行くよ！」

『やったァ！七松先輩と行こうと思ったんだけど、
先輩、その日実習あるみたいだからさぁ』

その言葉に少しガックリきてしまった…

でも、とりあえず一緒に出かけられることに

なったから1歩前進…できたかな？

┈┈┈
リクエストしてくださいたあーや様

ありがとうございました！

金吾が一生懸命な様子が伝わると幸いです！

思い出の10年前(猪名寺乱太郎)→←学園総出の雪かき！(一応全学年＋小松田秀作)

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