忍たま達の紅葉の短編集

忍たまへ異動(山本シナ先生＆忍たま生徒1部) ページ17

『はい、じゃあ手裏剣打って』

「は、はい…！ｶﾀｶﾀ」

『……はぁ。あのさ、打ち方あれほど教えたでしょ？
姿勢とか持ち方を意識しなさいよ。』

「す、すみません！」

私はくのたま4年生のAA。

自分で言うのもなんですが、自分にも他人にも厳しい

性格をしている女です。

『はぁ疲れた。ん？あれくのたまの子達…？』

「なんか、A先輩って怖すぎない？」

「だよね…指示は的確で内容も分かりやすく
教えてくれるけど、怖いよねー…」

……何となく自覚はしていたけど。

やっぱ怖がられてたかぁ…。

私は昔から厳しくしすぎて周りから怖がられることが

多い。だから、なるべく気をつけてはいたが…。

最近ストレスでイライラすることも多かったせいか、

怖がられてしまったようだ。

『はぁ…茶でも飲んで落ち着くか』

シ「あら、Aさんじゃないの」

『あ、老いた方の山本シナ先生』

シ「なんだか元気がないわねぇ。どうしたのかしら？」

山本シナ先生に全て話した。

すると先生は、少し考えたあとこんなことを言ってきた。

シ「じゃあ忍たまへ行くのはどうかしら？」

『え』

シ「忍たまの方が個性的な性格の子達が多いから、
楽しく過ごせるかもしれないわ。
それに、その性格も和らぐかもしれないわよ」

『そんな…もんですかね……？』

〜〜
『ってな訳でくノ一教室から異動してきた
AAです。』

滝「私は4年い組の平滝夜叉丸だ！
4年生の中で一番成績がよくgdgd…」

喜「同じくい組の綾部喜八郎で〜す。
滝夜叉丸のことは無視していいよ」

『あぁ、そうするわ』←

三木「私は4年ろ組の田村三木ヱ門、忍術学園の
アイドルだ！」

守「同じく浜守一郎！よろしくな！」

『へぇ、アイドルと一緒なんて大変だな』

守「そうだよなぁ」

タ〈2人とも、素直だね…〉

タ「僕は4年は組の斎藤タカ丸だよ！
よろしくね、Aちゃん！」

『…』

タ「どうしたの？」

『いや、タカ丸さんの方がこの2人より
アイドルっぽいなと…』

滝/三木「なんだと！」

喜「おやまぁ」

守「なんだか賑やかだな！」

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