検索窓
今日:28 hit、昨日:6 hit、合計:7,168 hit

クール×同室コンビ(善法寺伊作+食満留三郎+6年生) ページ15

仙「Aって誰か好きな人とかいるのか?」

『なに?仙蔵からそんな話されるなんて…。
明日は槍とか降るのかな?』

仙「それはあの二人に言え」

※あの2人というのは犬猿コンビのことです

『でも仙蔵がそんなこと聞くのは珍しくない?
ほんとに驚いたよ。』

仙「わかったから言え」

私は勉強していた手を止めて、考えるポーズをとった。

『…さぁ、いないんじゃない?』

仙「それだと曖昧で分からないんだが?」

『だって考えたことないもん。
それよりさ、私からも質問いい?』

仙「なんだ?」

『さっきからなんで6年生全員が聞き耳をたててるの?』

仙蔵はやれやれバレたかと言った感じに

他の6年生に出てくるように言った。

小「まさかバレるとはな!」

長「…もそ」

文「留三郎が気配を消しきれてなかったからだな。」

留「んだと文次郎!」

伊「ちょ、ちょっと2人とも!」

さすがに6年生全員が部屋にいると喧しいので

静かにするように言った。

『なんで私の部屋に隠れて仙蔵にあんなこと
聞かせたの?どう考えても仙蔵があんな話を
してくるなんてなにかあったとしか思えないし』

そういうと、ある2名を小平太が指さした。

小「それは留三郎と伊作に頼まれたからだ!」

ん?あの同室コンビが?

二人に目をやると、私から視線を外してしまう。

なにか私に大してやましいことでも隠しているのか?

『伊作と留三郎は何を頼んだのさ。
別に2人は私に何もしてないでしょ?』

そう問いかけるも2人はうんともすんとも言わず、

ただ黙ってこのことをバラした張本人である

小平太に視線を送っていた。

中々返答を返さないことに文次郎が呆れたように

ため息をつくと、こんなことを言った。

文「2人がお前を好きだと言うから、
お前に好きな人が居ないか聞いて欲しいと
頼まれたんだ」

『へぇ…え、は?なに?』

長「…伊作と留三郎は…Aが好きらしい」

『はぁ!?』

素で驚いてしまい、部屋に私の声が響く。

このことをバラされた2人は顔を真っ赤にしている。

『え、2人とも私の事好きなの?
うわぁ、こんなガサツなのより他にいるだろうに…』

伊「そ、そんなことないよ!Aちゃんの
一生懸命実技とか勉強頑張ってるところとか、
気の抜けた笑顔とかすごくかわいいなぁって…///」

そこまで言って恥ずかしくなったのか段々声を

小さくする伊作。

続き→←続き



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
設定タグ:忍たま , 短編集 , ただのネコ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

こたつ猫(プロフ) - ポチさん» 紅葉の短編集の方では話数的に書けないので続編の青空短編集の方ではリクエストできます (1月12日 18時) (レス) id: 83e653d56b (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - リクエスト出来ますか? (1月12日 15時) (レス) id: 07a8a54005 (このIDを非表示/違反報告)
こたつ猫(プロフ) - ユリリンさん» ありがとうございます! (1月6日 9時) (レス) id: 83e653d56b (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - おはようございます。ホッペスリスリの話読みまし 1年生達皆可愛いですよね。凄く面白いです。次回作も楽しみにしています。 (1月6日 7時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
こたつ猫(プロフ) - まりまりまりおさん» ありがとうございます!兄弟の構成はなんとなくのイメージで決めたのでもしイメージと違ったらすみません…! (1月4日 19時) (レス) @page45 id: 83e653d56b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こたつ猫 | 作成日時:2023年9月26日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。