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私はただの相談相手(竹谷八左ヱ門) ページ11

八「頼む!手伝って欲しい!」

『了解』

数ヶ月前に5年生の竹谷八左ヱ門とこんな約束をした。

〜数ヶ月前〜

八「なぁ」

『ん?』

八「お前ってくノ一教室のAだよな?」

『うん。だからなに?』

八「その…優花って知ってるか?」

『あぁ、あのすごく可愛い子ね。
それが何か?』

水木優花。優花はくノ一教室出いちばん可愛い子と

言われていて、頭も良く実技もいいという、

はっきりいって非の打ち所がない子だ。

八「えっと…その、俺、優花のこと好きで…」

だから竹谷にそう言われた時納得した。

そりゃそうだよねー。

優花かわいいし、性格もいいしね。

『そうなんだ。ガンバ』

でもその時の私は、あまり興味はなかったため

関わるつもりはなかった。

しかし、

八「た、頼む!協力してくれ!さっきくノ一の子に
聞いたら、優花とお前はよく話すらしいし…」

『…余計なことを』

私は周りから淡白で無愛想、オマケに冷たいという印象を

持たれていた。

そんな中、優花だけは優しく接してくれているのだ。

よく向こうから話しかけてくるし…。

『あのさ、優花とは話すけどそれはあくまで
向こうが話しかけてくるから。別に仲が言い訳じゃない』

八「それでもいいから頼むよ!」

懇願するかのような表情で頼み込んでくる。

あー、もうめんどくさい。

ここは協力してさっさとくっつけた方が楽だろうと

考え

『わかった。協力するから』

八「おほー!ありがとう!」

と、約束したのだった。

〜回想終了〜

『で?そのタイミングで2人きりにすればいい?』

八「あ、あぁ…頼む」

今から本人と2人きりになるせいか竹谷の顔は真っ赤。

正直見ていて面白かった。

『優花』

優「あ、Aちゃんどうしたの?」

優花はいつもの鈴みたいに可愛らしい声と顔で

私に微笑む。

『実はさ、竹谷のところの生物委員会で
うさぎ生まれたんだって』

優「え!?ほんとなの?」

『らしいよ。優花うさぎ好きでしょ?
見てこれば?』

優「うん!見てくる!ありがとう!」

そう言ってタッタと竹谷がいる生物小屋へ向かった。

私も様子を見に行くために優花のあとをこっそり

ついて行くことにした。

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設定タグ:忍たま , 短編集 , ただのネコ   
作品ジャンル:アニメ
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こたつ猫(プロフ) - ポチさん» 紅葉の短編集の方では話数的に書けないので続編の青空短編集の方ではリクエストできます (1月12日 18時) (レス) id: 83e653d56b (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - リクエスト出来ますか? (1月12日 15時) (レス) id: 07a8a54005 (このIDを非表示/違反報告)
こたつ猫(プロフ) - ユリリンさん» ありがとうございます! (1月6日 9時) (レス) id: 83e653d56b (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - おはようございます。ホッペスリスリの話読みまし 1年生達皆可愛いですよね。凄く面白いです。次回作も楽しみにしています。 (1月6日 7時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
こたつ猫(プロフ) - まりまりまりおさん» ありがとうございます!兄弟の構成はなんとなくのイメージで決めたのでもしイメージと違ったらすみません…! (1月4日 19時) (レス) @page45 id: 83e653d56b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こたつ猫 | 作成日時:2023年9月26日 20時

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