忍たま達の真夏の短編集

風邪(戸部新左衛門+a) ページ21

※(修行が足りぬの段)が入ってます

『はぁ』

新「すまない…」

牧「早く頭にのせてくれ〜…」

『私にも仕事があるんですよ？
勘弁してくださいよ…』

実はこうなってしまったのに少し訳がある。

乱太郎、きり丸、しんベヱが天下の剣豪と名乗る

花房牧之介が滝修行をしているのを見かけたらしく、

そのことを知った戸部先生がどうしても気になってしまい、

夜中に水をかぶって修行をした結果。

2人とも風邪を引いてしまったのだ。

…なぜ牧之介がここにいるのかは私は知らない。

きっと小松田さんだろうなぁ…←遠い目

牧「永遠のライバル戸部新左衛門…治ったら私が勝つ…」

『はいはい、寝ましょうねー』

ペシッ

原因である牧之介のおでこにタオルを少し強く置く。

牧「病人はもう少し丁寧に〜…」

『戸部先生、大丈夫ですか？』←無視

戸「タオルのおかげで少しだけ楽になった…」

『それなら良かったです。今日は安静にしてくださいね』

牧「あの〜…私は」

『治ったら早くでてください』

牧「戸部新左衛門と態度が違いすぎる…」

数時間後

ようやく私の仕事が終わり、2人の様子を見に行く

ことにした。

さすがにこんな短時間で治ってるとは思わないけど

少しは体調が楽になっていたら幸いだ。

『失礼します…戸部先生…って寝てましたか』

どうやら眠っている様子だった。

おでこに手を乗せてみるとだいぶ熱は下がったようだ。

ちなみに、牧之介はいびきがうるさく戸部先生が

辛そうだったので部屋を移すことにした。

〜〜
『はぁ…重かったァ…』

戸「A先生」

『あ、戸部先生。お体大丈夫ですか？』

戸「あぁ、だいぶ楽になった。ところで牧之介は？」

『いびきがすごいので部屋を変えました…』

戸「そうか。今日はすまなかったな」

『いえ、体調が良くなってきて良かったです。
あ！治ったら街に出かけませんか？
最近仕事で忙しくて行けなかったですし』

戸「わかったから、落ち着きなさい…」

『ふふ。すみません。ありがとうございます！』

後日、ちゃんとお出かけに連れて行ってくれました！

┈┈┈
リクエストしてくださったLynn様

ありがとうございました！

風邪をひくと辛いですよね…主に喉が…。

！戸部先生、治ったんですね！

戸「Aのおかげで早く治った」

良かったですね！デート楽しめましたか？

戸「…///」

…楽しめたようで何よりです(*´艸`*)

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