忍たま達の真夏の短編集

無茶はダメ！(1年ろ組+1部上級生) ページ2

モ「やーい、チビ！」

『何？前回のテスト10点野郎』

私は1年ろ組の学級委員長であるAA。

昔から身長の伸びが悪く、1年生の中で1番背が低い。

この低身長が原因で弄られたことに腹が立ち、

こいつらみたいな奴より優秀になってやる…！

と思うようになり、今ではすっかり気が強い性格に

なりました。

『よっ、ろ組のみんな』

伏「あ、Aちゃん」

怪「今回のテストも1番だったね」

『そりゃそうだよ。私はなんでも1番になりたいの』

平「でも、無理はしすぎないようにね」

孫「うん。大変なことになるかもしれないから」

『大丈夫！心配してくれてありがと！』

今回のテストも1番なことに満足してその日は終えた。

翌日

今日は委員会が休み！ということで1人で裏裏山で

鍛錬することにした。

やっぱり1番とりたいじゃん！

『えっと、今日の鍛錬は…』

1 ランニング(10周)
2 手裏剣投げ(100回)
3 苦無の練習(2時間)
4 アクロバット(1時間)

『うん！これだけやればもっと上目指せるよね！』

もっと上にいけるように鍛錬を続けていると

なんだかフラフラするような感覚に襲われた。

『あれ…？なんかクラクラする…？体調悪いのかな？』

でも、倒れる程じゃなかったから続けていると

いつの間にか意識が切れてしまった。

〜〜
伏「…帰ってこないなぁ」

伊「ん？どうしたんだい？」

伏「実は、Aちゃんいつもならこの時間に帰って
るのに帰ってきてなくて…」

伊「それは心配だね…どこに行くかとか聞いてるかい？」

伏「う〜ん…あ、この日は確か裏裏山で鍛錬するって
言ってました」

伊「裏裏山か…今日は気温が高いからそこに行くまでに
かなり大変なんだよなぁ…。ちょっと
行ってみようか」

孫「あれ？伏木蔵と伊作先輩どうしたんですか？」

伏「実は…カクカク」

怪「それは心配だね。」

平「僕たちも行く…」

in裏裏山

伏「……あ！伊作先輩！Aちゃんが倒れています！」

伊「これは…熱中症だよ！」

平「無理しちゃダメって言ったのに…」

孫「何か必要なものってありますか？」

伊「冷たいものを用意してくれると助かるよ！」

怪「じゃあ、孫兵と近くにある川の水を汲んできます」

続きます！

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