嫉妬(竹谷八左ヱ門) ページ4
八「……」
『八左ヱ門、どうしたの？』
八「……別に」
『嘘つかない。長く一緒にいるんだから八左ヱ門が
嘘をつく時の癖なんてわかってるんだから』
目の前で少し怒ったような顔をしている同級生。
んでもって、俺の彼女。
4年生の時に告白して1年間付き合っている。
まぁ、1年もいたらそりゃ何となくわかるよな。
『で、どうしたの？そんな怒ったような顔して。』
確かに俺は怒っている。
…Aが他の男と手を繋いで出かけているのを
見たから…。
『おーい。聞こえてないんですかー？』
中々答えない俺にとうとうイラつき始めたのか、
怒った時にAは間延びした喋り方をする。
『あのさー、黙ってちゃ分からないんだけどー？』
八「……お前が他の男と手を繋いでるところ見た」
『……は？』
八「だから！お前が他の男と手を繋いで出かけてる所を
見たんだって！」
『…え』
八「俺がいるんだから他の男と手なんか繋ぐなよ！
あと、お出かけも！」
『…八左ヱ門。』
八「なんだよ！」
『それ、私のいとこだね』
八「……は？」
平然とした顔で答えるA。
いや……え？いとこ？
『それ多分、いとこが迷子になってたから迷子に
ならないように手を繋いでたところだと思う。』
八「…え、そうなのか…？」
『うん。怒ってると思ったら嫉妬してくれてたのかぁ』
怒ったような顔から嬉しそうな顔になるA。
八「……なんか、ごめんな。勘違いして」
『謝らなくていいよ。嫉妬してくれて嬉しかったし』
八「当たり前だろ！好きなんだから！」
『……そっか。ありがと』
そう優しく微笑むA。
俺はAを優しく抱きしめそっと接吻をした。
┈┈┈┈
……もしかしたら恋愛系書くの苦手なのかもしれない。
八「今更かよ！もう結構短編集書いてるのに！」
いやぁ、前から薄々感じてたんですけど…。
自分も好きなジャンルなので認めたくなかったというか…
八「お前なぁ…。」
あはは…。
次回予告ですが、何も決まってないので
リクエストを送ってくださると嬉しいです。
ではまた次回！
※ルイ〇ジマンシ〇ン3が楽しくて更新忘れてました。
すみません…
予習と喧嘩(浦風藤内+作法委員会+火薬委員会)→←不運すぎる同級生(綾部喜八郎)
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ユリリン(プロフ) - 追加で夢主の見た目は利吉さんをやんちゃな感じにした腰に短刀を刺している恰好で。お時間出来てからでいいのでよろしくお願いします。 (7月17日 21時) (
レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - こんにちは、またリクエストで三年夢主が男装して街へ買い物に出かけて夢主を見てうっとりしたくのたま達が（名前教えてください）と追いかけて来て煙玉で逃げ学園に帰り、門ですれ違うも気付かれず、その夜三年全員で大笑いする話お願いします。 (7月16日 16時) (レス) id: 6ebc36a5f7 (このIDを非表示/違反報告)
ただのネコ(プロフ) - まりまりまりおさん» 2度目のリクエストありがとうございます！近いうちに投稿させて頂きます！ (7月16日 9時) (レス) id: 83e653d56b (このIDを非表示/違反報告)
まりまりまりお - 書きづらかったら、設定や話をアレンジしてもいいので、作者さんの時間に余裕があるときに投稿してもらって大丈夫です！お体には気をつけて！ (7月16日 7時) (レス) @page45 id: 9fdd05528b (このIDを非表示/違反報告)
まりまりまりお - 二はに助けを求めようとしたら、結んだ毛先を触って遊んでいて、それに夢主が拗ねながらあきれるという話です！私も小学生の頃よくでこっぱちにしてたので、二年生が見たら多分からかわれるなと思ってリクエストさせて頂きました！ (7月16日 6時) (レス) @page45 id: 9fdd05528b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こたつ猫 | 作成日時：2023年5月3日 18時
