好きな子 = 俺の彼女 【 宮治 】

第104話 ページ10

侑｢Aの顔ｗｗｗ｣


銀島｢ほんま大丈夫か？｣


A｢...｣


角名｢もう無じゃん。感情どこいった｣


治｢Aちゃんしっかり〜！！｣


北｢そんな状態になっとるとこ悪いんやけどな｣


A｢...なんでしょうか｣


北｢お前が喋っとる時、俺もこいつらの方に混ざるわ｣


A｢.....えっ、嘘ですよね？嘘ですよね？？いや、冗談きついですよ北さん｣


北｢嘘やない、すまんな｣


A｢隣に居るって言ったじゃないですかっ...！！｣


尾白｢これ以上ショック与えてどーすんねん｣


北｢.....無理なんか｣


A｢っ...むっ、無理とは、言ってません｣


角名｢圧すご、こわっ...｣


北｢お前はもっと自信もってええと思う。自身無さすぎやから、自信持たせるために言うとるんやで？｣


A｢ということは...北さんの、優しさ...？｣


北｢せや｣


A｢私のためにそんな.....うぅっ...頑張りますっ！｣


北｢おん、頑張ろな｣


治｢今のAちゃんは何言ってもあの調子やろな｣


侑｢あいつめっちゃおもろいやんけ｣




――――――――――――――――――――



司会｢それでは、男子バレーボール部の皆さんよろしくお願いします｣


ぱちぱちぱち


北｢こんにちは、男子バレーボール部です。よろしくお願いします｣


｢｢｢おねがいしゃーす！！｣｣｣


北｢部長の北信介です。うちのバレー部は...｣


A｢(うぅ...緊張しすぎて前見れない...)｣



北さんの隣で完全に下を向きそうなのを堪えて、若干人がいる方を見ている私。全校生徒が目の前にいるって考えただけで、心臓がバクバク。
やばいやばい...と思っていると優しい彼は気にかけてくれる。



治｢Aちゃん｣ コソッ


A｢...｣



呼ばれた方を見てみると、治くんは優しく笑いかけてくれて...大丈夫だよ、って言ってくれてる気がした。治くんはいつでも助けてくれる...ほんと感謝しかない。



A｢頑張れ私...｣


北｢では、今から練習風景を実際にお見せしようと思います。ここからは、うちのマネージャーが...｣


A｢...｣


北｢...そう気張んなや｣


A｢はい.....こんにちは。男子バレーボール部のマネージャーをしてます、2年の三宅Aですよろしくお願いします｣


ぱちぱちぱち


A｢今からお見せするのは、部活で行っている練習です｣

第105話→←第103話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す