好きな子 = 俺の彼女 【 宮治 】

第130話 ページ37

聞き覚えのある声が体育館から聞こえてくる。
覗いてみると、そこに居たのはやっぱり私の後輩で。



A「...でかくなってる」


日向｢あっ！おはようございます！！｣


影山｢おはようございます！｣


澤村｢おはよう｣


東峰｢おはよ〜｣


真莉「おりょ、飛雄じゃん」


A「ね、びっくり」


日向｢？後ろの2人は...新しいマネージャーですか？｣


菅原｢違う違うw 去年まで烏野に居たんだけど引っ越したんだ。遊びに来たんだって｣


影山｢A、さん...？｣


A「飛雄、久しぶり」


影山｢っ！｣


がしっ！


A「えっ」



私を見た途端、ずんずんこちらにやってくる飛雄。
やってきたかと思ったら肩を掴まれて、真っ直ぐこちらを見てくる。



影山｢ずっと......ずっと会いたかった。会えて嬉しいっす｣


A「...うん。私も久しぶりに会えてよかった」


真莉｢(...治に送ってやろ)｣ パシャッ


日向｢え！？お前この美人さんと知り合いなのか？！｣


影山｢中学の先輩｣


田中｢そーいや、お前らも北一だったな｣


真莉「飛雄、私も居るんですけど」


影山｢真莉さん、ちわっす｣


真莉「それだけかーい」


清水｢あれ、Aちゃん？｣


A「あ、潔子先輩！」


清水｢久しぶり、遊びに来たの？｣


A「はい、父が行くって言うので着いてきました」


清水｢そっかw｣


A｢マネージャーの仕事、お手伝いしますね｣


清水｢ほんと？助かるな、Aちゃんが居てくれると｣


西谷｢A！サーブ！！！｣


A「しつこいな...」


影山｢俺のトスも打ってください！！｣


A「えぇ...」


日向｢バレーしてるんですか！？｣


A「いやあの...」


菅原｢人気者だなぁw｣


真莉「ウケますね」

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