好きな子 = 俺の彼女 【 宮治 】

第98話 ページ3

A｢クラス別れちゃうかな？｣


治｢嫌やわそんなん...耐えられん...｣


A｢そんなしょぼくれないでよ｣



2人でのんびり歩きながら学校へ。
心地いい、とっても落ち着く時間...それは多分、隣にいるのが治くんだから。侑くんだったら面白そうだもんな、騒いでて。



角名｢朝から仲がよろしいことで｣


A｢角名くんおはよう｣


治｢角名おはよーさん｣


角名｢はよ。ずっと繋いでくの？｣


治｢せやで｣


A｢あはは...w｣


瑠衣｢あっ！Aちゃーん！！｣


A｢瑠衣ちゃん！｣


ぱっ！


治｢あ｣


A｢おはよ〜｣


瑠衣｢おはよー！｣


ぎゅーっ


角名｢言ったそばから離されてるし｣


治｢お前の彼女のせいや｣


角名｢そう言われてもね｣


瑠衣｢倫太郎と治もおはよー｣


角名｢はよー｣


治｢おはよー｣


A｢瑠衣ちゃんと同じクラスがいいなぁ｣


瑠衣｢うちもー！Aちゃんと一緒やったら他はなんでもええわ｣


角名｢そこはさ、俺とがいいとか言えよ｣


瑠衣｢Aちゃんとがええから｣


治｢付き合ってるんよな？｣


瑠衣｢倫太郎は一緒に居ること多いから別にクラス離れても支障ないやろ？｣


角名｢確かに｣


A｢また4人一緒だったら面白いね｣


瑠衣｢せやねw｣



――――――――――――――――――――




学校に着くも、昇降口には人集り。
下駄箱の所に紙貼ってあるから、めちゃくちゃ密集してる。



瑠衣｢もっとでかいのにして、広いとこに貼ったらええのにな｣


角名｢いつになったら見れんだよこれ｣


治｢めんどいな｣


A｢.....あ、でも人居なくなりそうだよ｣


治｢ほんまやな。今なら行けそうや｣


瑠衣｢急いで見に行こ！｣


角名｢引っ張んなよ｣



運良く人が減ったので、クラスを見に行く私達。
ドキドキワクワクだ。



A｢三宅、三宅.....｣


治｢みーや...｣


角名｢...俺1組だわ｣


瑠衣｢本条はー.....あ、うちも1組や｣


A｢ほんとだ.....いいな〜｣


治｢Aちゃん｣


A｢はい？｣


治｢俺らクラス一緒や｣



そう言って指さす治くん。
そこには、治くんの名前と私の名前が並んでいる。
しかもクラスは



A｢1組だ...｣


瑠衣｢奇跡やん｣


角名｢よかったね治｣


治｢これで一安心や...｣


瑠衣｢今年も楽しくなりそうやね！｣


A｢だねw｣

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