転校生 ＝ 気になる子【 宮治 】

第9話 ページ10

真莉｢はー疲れた疲れた｣


A｢...鍵空いてる｣


真莉｢お母さん居るんじゃん｣


｢｢ただいまー｣｣


波瑠｢おかえり〜｣


真莉｢お母さんなんで居るの？｣


波瑠｢今日は休みだって言わなかったっけ？｣


｢｢聞いてない｣｣


波瑠｢そう？お母さん休みでした｣


A｢いや、今言われても｣


波瑠｢2人とも学校はどうだった？大丈夫そう？｣


真莉｢友達出来たし、クラスメイト面白い子ばっかりだから大丈夫そう！｣


波瑠｢そっかそっか！Aは？｣


A｢私も友達できたよ。たぶん大丈夫そう｣


波瑠｢それならよかった！｣


A｢...台所使っていい？｣


波瑠｢何作るのー？｣


A｢んー...簡単に作れるのがいいから...カップケーキで｣


真莉｢私にくれんのー？｣


A｢友達にあげんの。あと...宮くんに｣


真莉｢は、宮？｣


A｢私のクラスの宮くん｣


真莉｢あぁ...でもなんで？｣


A｢.....助けて貰ったから、そのお礼｣


真莉｢なにそれ｣


A｢いろいろあったの！｣


波瑠｢出来たらお母さんに1つ恵んで〜｣


A｢いいよ｣


真莉｢お母さんはいいのに、私は駄目なの？！｣


A｢駄目なんて言ってないよ｣


真莉｢くれんの？やったー！！｣


A｢食いしん坊め...｣

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