転校生 ＝ 気になる子【 宮治 】

第33話 ページ35

A「ただいまー」


真莉「おかえりー」


A「ご飯は？」


真莉「まだ食べてないよ」


A「食べなよ...」


真莉「だってAが作るやつの方が美味しいんだもーん」


A「はぁ、まあいいけどさ。適当に作るからね」


真莉｢よろしく〜｣


カチャカチャ...


A｢えーっと...｣


真莉「ねえ、宮治と帰ってきたでしょ」


A「へっ？！」


真莉「見ちゃった」


A｢...男バレ見に行ったの｣


真莉｢お！よーやく！！｣


A「そしたら、治くんが一緒に帰ろうって誘ってくれて...」


真莉「へー宮治も物好きだね〜」


A「ちょっと」


真莉「でもまあ、Aは綺麗だから」


A「そんなこと言ったら、同じ顔なんだから真莉だってそうでしょ」


真莉「私はどっちかっていうと可愛いって言われるし」


A「双子なのにねー」


真莉「ほんとそれ」


A「...真莉は宮侑くんと仲良いんじゃないの？」


真莉「仲良くないよ！あんなやつ！」


A「そうなの？」


真莉「そうなの！」


A｢よく話してるの見かけるけどなぁ｣


真莉｢あいつが私にちょっかい出してくるだけ！｣


A｢って言いつつ、真莉もちょっかい出してるんじゃないの？｣


真莉｢ないない、絶対ない｣


A｢すごい否定するじゃん｣


真莉｢そりゃそーよ｣


A｢はい、できたよ｣


真莉｢んー！美味しそー！いただきます｣


A｢はいどーぞ｣

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