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第19話 ー Sister side ー ページ21

ー 真莉side ー



部活が終わって帰宅しましたが、家は真っ暗。鍵は閉まってないからAがいるはずなんだけど...部屋で寝てるのかな。とりあえず、電気を付けてリビングへ。



真莉「ただい...うわっ、びっくりした!」


A「...おかえり」


真莉「電気付けないで何してんの...」



部屋にいるもんだと思ってたからまじでびっくりした。これは、なんかあったんだろうな。



A「聞いてよ.....今日ね、男バレ行ったの」


真莉「お!どーだった」


A「.....私、宮くんとちゃんと話したことないのに...あんな生意気なことを......しかもファンの前であんな、あんなっ......うぅ」


真莉「( 話したことない...ってことは侑か。こいつバレーになると駄目だからなぁ... )」


A「.....明日休もうかな」


真莉「明日休んでもどうせ行くことになるんだから行きなさい。で、侑に何したの」


A「...左足痛めてて、でも本人は誰にも言わないで練習続けようとしてて.....つい、みんなの前で怪我してるって言っちゃった」


真莉「なるほどねぇ」


A「宮くん絶対怒ってるよ...あのクソ豚余計なことをって絶対思ってるよ...。明日は身の危険をひしひしと感じながら過ごすわ」


真莉「大袈裟だな。てか、クソ豚ってwww」


A「真莉、明日は宮くんのこと見張っててね.....」


真莉「え、めんどくさい...」



――――――――――――――――――――



次の日、私はAを引きずりながら学校へ。
そんで約束通り、侑を監視。いちいち連絡を入れないといけないからめんどい。



真莉「私はなんでこんなことを...」


侑「おい」


真莉「...なに」


侑「...」



もしや、監視してたのがバレたのだろうか。
こちとらお前を見たくて見てるわけじゃないんですけどね。



侑「お前の妹、なんやねん」


真莉「はい?」


侑「...昨日、俺が怪我しとるの気付きよった。他の奴らは気付いとらんのにや。まあ、サムは知らんけど」


真莉「...」


侑「なんなんやあいつ」


真莉「.....Aは観察眼と洞察力が優れてんの。だからじゃない?」


これは嘘じゃない、本当のことだ。
昔からそうだったから。



真莉「それと」


侑「...」


真莉「あれはとにかくバレー馬鹿だから」


侑「はあ?」


真莉「バレー楽しくやらない奴は許せないらしいよ。だからAには気を付けな〜」


侑「...」


真莉「(まあ、一番許せないのはA自身なんだろうけどね)」

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莉智(プロフ) - 興馬さん» ありがとうございます! (2020年9月22日 22時) (レス) id: a60286b6c0 (このIDを非表示/違反報告)
興馬(プロフ) - 莉智さん» いぇいぇ、更新大変だと思いますが、頑張ってください (2020年9月22日 21時) (レス) id: 9040efc7f3 (このIDを非表示/違反報告)
莉智(プロフ) - 興馬さん» 大変申し訳ありませんでした。見つけ次第修正致します。ご指摘ありがとうございました。 (2020年9月22日 13時) (レス) id: a60286b6c0 (このIDを非表示/違反報告)
興馬(プロフ) - あ…あの、ちょくちょく由利と名前が出てきてたのですが (2020年9月22日 10時) (レス) id: 9040efc7f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:莉智 | 作成日時:2020年8月17日 22時

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