第3話 ページ4
凛香side
パシャ
女Ｂ「っ！？だ、誰！？」
貴「本当に気持ち悪いよね
男に媚び売ってヘラヘラしてるの」
女Ｃ「なぁーんだ副会長かぁ〜
ねぇ！気持ち悪いよねぇー！」
椚ヶ丘中学校生徒会副会長『神月A』･･･
この人がいじめに混ざるなんて･･･
もう、終わりだ･･････
貴「本当に気持ち悪い、
男に媚び売ってヘラヘラしてて･･･
おまけに3人もいて人を虐めるなんて”クズ”
にも程があるよね」
私は目を見開いた
女Ａ「は？なに3人ってｗ
こいつ一人しかいないじゃんｗｗｗ」
貴「えっ？3人じゃないの？
１、２、３、ほら3人」
女Ｂ「3人って私達のこと言ってんの？」
貴「えっ？あなた達以外に誰がいるの？」
私は黙ってこの光景を見ることしか出来なかった
女Ｃ「っ、は、はぁ！？ふざけんじゃないわよ！
副会長だからって調子乗るんじゃないわよ！？」
貴「副会長だからって調子乗るな？･･･ふふっ･･･」
貴「調子乗ってるのはあなた達じゃない
面倒臭いからって人に色々押し付けて
可愛いからってその子いじめて
嫉妬なんて、『醜い姿ね』」
そう言って笑った彼女はすごく美しく見えた
女Ａ「ふ、ふざけんな！お前らこいつをやるぞ！」
3人の女達は彼女を殴った･･･そう見えたが
貴「殴る？なんの力もないあなた達が？
残念だけどそんな弱っちぃ殴りじゃ
簡単に避けられちゃうよ？」
女Ｃ「あんたねぇ！！」
貴「今いなくなればこのことは理事長にも
言わないけど、どうする？」
女Ａ「っ･･･い、行くぞ！」
女Ｂ、C「あっ、待ってよ！」
バタン
シーン
気まずい、どうしよう･･･
貴「大丈夫？」
速「あっ、う、うん･･･あり、がとう･･･」
貴「保健室言った方が良さそうね」
速「えっ、いや、大丈b」
貴「大丈夫じゃないでしょ」
回想終了
速「そう言って手当までしてくれたのよ」
岡野「そうなの？」
茅「神月さんヒーローじゃん！カッコイイ！」
片「って、なんで殺せんせーが泣いてるのよ･･･」
殺「だぁってぇ！
速水さんがそんな辛い思いをして
それを助けてくれた神月さんはまさに
神様じゃないですかぁ！(号泣)」
岡島「なんだ、見下されて終わりかと思ったけど
Ｅ組に来たのが神月で良かったぜ」
中「ホントだよー」
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作者名：ぴろん丸 | 作成日時：2018年11月10日 18時
