君 と 僕 の 、ひ と つ の 物 語 。〔丸〕３

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しばらくしてみんなは帰っていった。




玄関まで見送ったあと、リビングに戻る。




A「楽しかったね〜」




丸「ほんまやなぁ〜」




ぎゅ




A「わっ/」




丸「ふへへ、びっくりした？」




A「もぉ…/隆くん、酔っぱらっちゃった？」




丸「ん〜、ちょっと」




A「ちょっと座ろっか？」




丸「おん」




ソファに座って、またAを抱きしめる。




A「ふふっ、どうしたの？」




丸「ん〜、なんか、今日からほんまに夫婦やねんなぁって、ちょっと実感湧いてきた」




A「…うん……//」




丸「ほんまに好きやねん、Aのこと」




A「うんっ/」




丸「もぉ〜、好き、ほんま好き。いや、愛してる♥もう好きやなくて愛してる♥」




A「………うん//(笑」




丸「んぅ〜！A〜っ♥」ｷﾞｭｰｯ




A「わっ、隆くん苦しいよ//！」




丸「あ、ごめん！つい(笑」




A「ふふっ、ありがと、隆くん。私も、愛してます//」




丸「おん//」




A「…………隆くん」




丸「ん？」




A「私、ね………」




丸「おん」




Aは恥ずかしそうに笑って




A「………私…隆くんと結婚してよかった」




僕をまっすぐ見つめて、そう言った。




丸「A……」




その名前を呼んで、そっと唇を重ねる。






僕も、Aと結婚して本当によかった。




何年経っても、こうやって "愛してる" って言い合えるといいな。




いつまでも変わらないふたりでいような。







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