これは私の話だ ページ1
クロロ「ぶっちゃけお前はどんな技が使いたいんだ？」
こんな台詞が冒頭の小説、私なら読みたくないが、彼は読むんだろうな。なんて考えて顔を上げる。
確かに、念能力の系統がわかり、次のステップへ移行するためには彼が今言ったことをはっきりさせておくのが理想だ。
「でも、いきなり言われてもなぁ……今まで銃と暴力一筋だったから」
クロロ「それ一筋って言うのか？」
「もー！うるさいやつだな！これだから特質系は！」
だいたい放出系ってオーラを飛ばしたり肉体から離して維持するっていう、なかなか漠然としてるタイプだからなぁ。どんな場面で使うのかイメージしにくいし。
クロロ「放出系なら操作系との複合技が向いてると思うが…難易度はさておき」
「合わせ技か……ややこしくなってきたな」
クロロ「身近な奴でイメージしてみたらどうだ？フランクリンとか。あいつは放出系だぞ」
「フランクリンかぁ！あのダブルマシンガンってのはロックだね！邪魔者を一掃できる！でも指切り落としたりするのは嫌だな」
クロロ「女の子だしな」
「そうそう、女の子だし」
…まぁこんなことじゃ話は前に進まないのだが。
クロロ「こんなのあったらいいな、とかなんでもいいから何かないのか？」
おっ、さては飽きてきやがったな？クロロが痺れをきらしたように言ったから、私は小さな脳みそで最近のことを走馬灯のように思い返す。
「う〜ん、どこでもドアがあればいいなとは思うけど」
ふと出てきたヒトコマをなんとなく呟いてみる。すると彼は意外にも食いついてきた。
クロロ「あぁ、確かソラの持ってた漫画にそんなのがあったな…読んだのか？」
「うん、昨日ちょっとね」
クロロ「俺もまぁ、あればいいとは思ったが…瞬間移動みたいなもんだしな」
「瞬間移動かぁ……確かに戦闘での速さは大事だし、気配一瞬で消せるっていうのはお得かもね」
まぁそんな神業あればの話だけど。
クロロ「……やってみるか？放出系には向いてるし、案外出来るかもしれないぞ」
「……マジか」
……いや、これマジの顔だ。
「うん。でもまぁ、悪くないし…頑張ってみるよ」
とりあえずは、これで。
クロロ「あぁ。期待してるぞ、A」
「何それ！超負担！」
クロロ「あははっ、頑張ってくれ」
「もー！これだから団長は！」
そんなこと言われたら、逆らえるわけないのに！
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ナツメ(プロフ) - 緑那さん» 緑那さんはじめまして、作者のナツメです〜〜＼(^_^)／私も緑那さんのコメントを読みながらどきどきしちゃいました…！！めっちゃ励みになるし超嬉しいです〜〜(;_;)本当にありがとうございます！これからも頑張るのでぜひ読んでいただければなと思います！ (2019年6月25日 20時) (
レス) id: 11619fb97c (このIDを非表示/違反報告)
緑那(プロフ) - はじめましてコメント失礼します……！興奮しすぎてまとまってない感想を殴り書きしたら普通に文字数オーバーだったのですごく簡単になってしまうのですが、読んでるあいだずっとどきどきしてました。自分でもびっくりです読んでてめっちゃわくわくしました……！！ (2019年6月25日 17時) (レス) id: 3c1948d3a1 (このIDを非表示/違反報告)
ナツメ(プロフ) - すーさん» わー！！ありがとうございます！頑張ります＼(^_^)／ (2019年6月14日 6時) (レス) id: 11619fb97c (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - 続き待ってます！ (2019年6月9日 13時) (レス) id: 53cfd44f92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナツメ | 作成日時：2019年5月25日 23時
