検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:2,305 hit

2 ページ3

「先生ってロリコンなんですね」



「ロリコンは幼女好きな人のことを言うんだよ」



「6歳差もあれば充分でしょうに」




「充分じゃないよ全く…」






屋上で告白されたあの後



数学準備室に連れてこられ先生と話している



授業はいいのか聞けば自習にしてきたから平気と言われた


職務放棄もいい所だなと思いつつ先生がくれたカフェオレを飲んだ






「先生、分かってるんですか」




「何を?」




「立場ですよ」






先生と生徒


バレたら懲戒免職確定なのに



何故、先生は告白してきたのか







「どうだろう。でも後悔はしてないよ」




「下手したら懲戒免職ですよ」




「それで恋愛出来るなら別にいいよ」






教師はしたくてしてるわけじゃないしね



そう言う先生の顔は寂しそうな悲しそうな複雑な顔をしていた



誰かを思い出しているようにも思えた






「他の女子生徒みたいに黄色い声を上げて寄って来なくただ静かに落としてしまった物を拾って渡してくれた」




「先生…?」



「ただそれだけなのに綺麗に思えて日に日に目で追いかけてた」






そうしたらね気づいたんだよ



この子が好きなんだって




ぽつりぽつりと話す先生に目が離せなくなって



ただ聞いていた







「もう、授業も終わるから教室に行こうか」




「…はい」






2人きりの中で静かに授業の終わりを告げるチャイムが鳴った



今日の授業はもう終わり



あとは帰るだけだと思いながら頭の中は先生の事でいっぱいだった

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , そらる
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

彼方一ノ瀬(プロフ) - 初コメ失礼します(><) 読んできた夢小説の中で一番好きかもってくらい見入ってしまいました、更新楽しみにしてます (2019年4月23日 21時) (レス) id: 15a7a7511c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しろ。 | 作成日時:2019年4月23日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。