ぱーかー男子とぱーかー男子 (ページ38)

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座り込んだままの彼に突然、自己紹介をされた。

ありおか「あ、えっとぉ…ごめん。

中島くん。まずは立とうか？」

そう言うと、すぐに起き上がる彼。

俺の目線はすぐに真上へと変わった。

やおとめ「背ぇ、たっか笑。

大ちゃんおもしれーよ笑。」

後ろにいるひかは放っておこう。

ありおか「ごめん！なんで俺のこと知ってんの？」

なかじま「すみませんっ…！

急に言っても分かんないですよね笑。

俺、中島裕翔です！

あんくで働いている岡本圭人の友人です！」

圭人の友人と聞いて、やっと納得する。

なるほどなぁ…。圭人の友達か…。

なかじま「圭人からは有岡先輩のこと、よく聞いてます！

同じ学校だって知って…1度会ってみたくて…！！」

と、興奮気味に話す中島くん。

に少し驚きながらも話を切り出す。

ありおか「うん、…あのね…？そーゆーのうれしいんだけどね…？

でも、まずはノート拾っていいかな？」

足元に散らばっている大量のノートを指差すと、早速ノートを拾うのを手伝ってくれる中島くん。

なんか、個性的だけどすごい優しいな…。

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