エンキョリでも何でも。(kt×in)

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へいせいさんのドームツアーのMCより。
12/09。
レポ読んだだけなので誤りあるかもです。
ネタバレ注意。
コンサート後の出来事は全て私の妄想です。









in side









侑李「涼介、ほんとに小瀧くんと仲いいんだねぇ…。」









ライブ後のシャワーを浴びている時に隣のシャワールームで浴びていた知念の声が聞こえた。





そんな知念に、これまた俺の隣の山田が返す。









涼介「仲いいんだねぇ、ってそりゃ、ねぇ。


望は俺のこと尊敬してくれてる訳だし俺だって大事な可愛い後輩だからね。」





侑李「えぇ、でも僕、下の名前で呼びあってるとか知らなかったんだけど。」





涼介「いつの間にか、ね。


伊野尾ちゃんは？？まだ望のこと、のんちゃんって呼んでるの？？」









山田がのんちゃんのことを望、望って言う度に胸の奥がチクリとした。





俺の両隣で進められる会話。


なんだかツラくなっちゃって、シャワーを出しっぱなしのままぼーっとしてしまっていた。




そんな俺に振られた話。







山田が悪意をもってそんなことを聞いているとは思えない。

ただ単純にそう聞きたかっただけなんだろうけど、その時の俺は。



山田がのんちゃんのことを下の名前で呼ぶ度に嫉妬でおかしくなりそうだった俺は、怖いほどの低い声で答えた。









慧「そうだよ。

もう、俺先出てるね。ちょっと体調悪いし。」









シャワーの音に紛れて山田と知念の焦ったような声が聞こえたけれど知らんぷり。



楽屋に戻って、アイシングやらストレッチやらしているメンバーに体調が悪いと嘘をつきマネージャーにホテルではなくのんちゃんの家に送ってもらった。









こんな醜い嫉妬心なんていらない。


山田はそんなことを思って言ったんじゃないのに。


ただ仲のいい先輩後輩なだけ。


なに望って呼ばれてるだけで嫉妬してるの。







どんどん出てくる嫉妬心を抑えようとそう言い聞かせても収まらない。



望、と呼ぶのを嫌がったのは俺なのに。

慧、と呼ばれるのを嫌がったのは俺なのに。







もう1回お願いしたら、望って呼んでもいいかななんて。






そんなことを思いながらどんよりとしながらのんちゃんの家へとはいった。








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お久しぶりです！

3週間ほど更新出来ず、すみません！

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