第54話 母の言葉 ページ5
轟焦凍side
焦「緑谷･･･何のつもりだ？全力？
クソ親父に金でも握らされたか？イラつくな！」
焦「(近距離ならお前は対応出来ない！
右脚上がった瞬間に･･･こいつ！！)」
緑谷はブツブツと言いながら俺の鳩尾を殴った
吹き飛ばされる瞬間左腕を凍られた
その後も何回も攻撃を続けたが避けられた
焦「(なんで、！？そこまで！！)」
緑「期待に答えたいんだ！
笑って応えられる様な！カッコいいヒーローに！
なりたいんだ！！」
ﾄﾞｺﾞｯ!!
焦「グッ！！」
緑「だから、みんな全力でやってるんだ！
君の境遇も君の決心も僕なんかにはかり知れるもんじゃない！
でも、全力を出さないで一番になって完全否定なんて･･･！巫山戯るなって今は思ってる！！」
焦凍の脳裏には
父に殴られ吐いていた焦凍を庇った母が殴られたあの時の事が鮮明に思い出されていた
焦「(･･････うるせえ。)」
焦『嫌だよ。お母さん！
僕、僕！お父さんみたいになりたくない･･･！！
お母さんをいじめる人になりたくない！！』
母『でも、ヒーローにはなりたいんでしょ？
いいのよ、お前は強く想う将来があるなら』
緑「だから！僕が勝つ！君を超えて！！」
俺は昔の事を考えていて緑谷の攻撃に反応出来ずに吹き飛ばされた
エ『焦凍見るな。あれらはお前とは違う世界の人間だ』
母『お母さん、私変なの･･･。もうだめ。
子供達が日に日にあの人に似てくる･･･。
焦凍のあの子の左側が時折とても醜く思えてしまうの。あの人そっくりのAなんかは特に･･････。
私もう育てられない･･･。育てちゃダメなの･･･』
焦『お、母さん？』
俺はお母さんに煮え湯を浴びせられた
焦「(俺は･･･。俺はこいつを･･･！！)」
焦「親父の力を･･･！！」
緑「君の！力じゃないか！！」
母『でも、ヒーローにはなりたいんでしょ？
いいのよ、お前は』
いつの間にか忘れてしまった･･･。
母『血に囚われることなんてない
なりたい自分になっていいんだよ』
母の言葉を思い出した
その時何かが見えた気がした
轟焦凍side 終わり
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スイ(プロフ) - Pikaruさん» ありがとうございます！夏休みなのでなるべく多く更新しようと思ってます！ (2018年7月27日 8時) (
レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
Pikaru(プロフ) - 更新楽しみです(*´ `*) (2018年7月26日 23時) (レス) id: 94a9de8573 (このIDを非表示/違反報告)
Pikaru(プロフ) - 爆豪くんは家庭的ってところで笑ってしまいました笑 夢主ちゃんと轟一家とのこれからがすごく気になります(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年7月26日 23時) (レス) id: 94a9de8573 (このIDを非表示/違反報告)
スイ(プロフ) - ユグドさん» ありがとうございます！ (2018年7月18日 20時) (レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
ユグド(プロフ) - この後夢主とエンデヴァーがどう和解するのか、いやそもそも和解するのかしないのかが凄く気になります！更新頑張ってください！ (2018年7月18日 20時) (レス) id: 67fea2266c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月@スイ | 作者ホームページ：http://weareasas
作成日時：2018年7月10日 20時
