第69話 訪問 ページ20
轟焦凍side
Aの家に来た
肝心のインターホンを押せず何分か突っ立っている
漸く決心が出来た俺はインターホンを押した
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
「はい」
焦「A、少し話さねぇか」
「・・・今開ける」
ｶﾞﾁｬ
「入って・・・」
焦「あぁ」
部屋に入ると綺麗に整頓されていた
Aはそこら辺に座るように言ったので
俺はソファと机の間に座ることにした
ｺﾄ･･･
「お茶でいいでしょ？」
Aは俺と机を挟み向かい合わせになる様にして座った
焦「あぁ、悪ぃな」
「別に、それで何の用？」
そういう対応をされるのは分かっていた
その原因が俺にある
だったら、俺が解決しねぇといけねぇんだ
焦「昨日お母さんの所へ行ってきた」
「･･･そう」
焦「お母さん、Aに悪い事をしたって言ってた」
「･･･そう」
焦「許してやってくれねぇか？」
「別に許す、許さないとかそういう問題じゃないでしょ？」
確かにそうだと思った
それに加えAは続けてこう言った
「それに気にしてない。
だって仕方ない事、母さんが私を恐がるのは父さんと似ているから。私にはどうしようもない
それに、この髪を綺麗だと言ってくれた人がいる
それだけで、十分」
Aは少し優しい表情になった
きっとAの友人の事だろう
俺は申し訳なくなった。
Aに縁を切れと言った
Aはちゃんと人を見ていた
焦「本当に済まねぇ･･･。」
「それは何に対して謝ってるの？」
焦「お前の友人の事を悪く言ったことだ
ちゃんと信頼出来る奴らだったんだな･･･。」
「謝ってくれたなら許すよ
私もごめん。あの時は強く言いすぎた」
Aは申し訳なさそうに謝った
轟焦凍side 終わり
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スイ(プロフ) - Pikaruさん» ありがとうございます！夏休みなのでなるべく多く更新しようと思ってます！ (2018年7月27日 8時) (
レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
Pikaru(プロフ) - 更新楽しみです(*´ `*) (2018年7月26日 23時) (レス) id: 94a9de8573 (このIDを非表示/違反報告)
Pikaru(プロフ) - 爆豪くんは家庭的ってところで笑ってしまいました笑 夢主ちゃんと轟一家とのこれからがすごく気になります(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年7月26日 23時) (レス) id: 94a9de8573 (このIDを非表示/違反報告)
スイ(プロフ) - ユグドさん» ありがとうございます！ (2018年7月18日 20時) (レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
ユグド(プロフ) - この後夢主とエンデヴァーがどう和解するのか、いやそもそも和解するのかしないのかが凄く気になります！更新頑張ってください！ (2018年7月18日 20時) (レス) id: 67fea2266c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月@スイ | 作者ホームページ：http://weareasas
作成日時：2018年7月10日 20時
