第30話 糸と爆破と怒りと笑い ページ31
夜6時頃
正鷹さんの家での稽古が終わり
私は真っ直ぐ廃墟に行った。
爆豪くんに来いと言われていたからだ
でも、肝心の爆豪くんはまだ来ていない
私はまだ来ないだろうと思い先に練習を始めた
「ふぅー」
このワイヤーの武器は集中力がいる
僅かな振動でも私に伝わる
それがいい役目をしている訳だが・・・。
私にはまだ、糸で地面のコンクリートを持ち上げるほどの技量が無い。
体育祭まであと少し
それまでにものにしなければ
そう思っていると爆豪くんが来た
爆「あ''ぁ！？・・・何してんだァテメェ！」
「え？爆豪くん！？ちょっと待って！
そのまま止まって！」
爆「どう意味だよ、林檎頭！」
言ったにも関わらず爆豪くんは前に進んで
糸に引っかかった
「だから、言ったのに・・・」
爆「おいコラ！何してんだァ！」
爆豪くんは、お怒りの様だ
BOM！！
爆豪くんは、そのまま足を絡めている糸に
個性を使った
「嘘でしょ！？・・・あぁ、完全に壊れてる」
私の武器は、当然無事な訳がなく見事に壊れていた
爆「林檎頭！テメェどういうつもりだァ！！！」
「どれに対して？？」
爆「なんで言わなかった！ナメてんのか！ﾀﾋね！」
BOM！！
「え、ちょっと！サプライズだよ！サプライズ！
それに聞かれなかったし・・・！うわっ！」
爆豪くんは、次々に攻撃を仕掛けてきた
でも、今日は生憎薙刀を持ってきていない
あるのはこの武器だけだ
でも、丁度いいかもしれない
私は、筒を投げ壁に刺した
爆「おい！いつもの勢いはどうした！」
「安心しなよ！もう、準備は整った！」
爆豪くんが、気づかず動いてくれて助かった
お陰で爆豪くんに糸が絡まってる！！
ｸﾞｲｯ!!
私は、糸を勢い良く引っ張った
爆「うおっ！！」
爆豪くんは勢いに負けて上にぶら下がった
「私の勝ちだよ！爆豪くん！」
爆「クソがァ！！！さっさと下ろせ！林檎頭！」
「ハイハイ」
爆豪くんを下ろし私達は休憩をした
流石に私達も疲れた
爆「・・・さっきのあれなんだ」
「これの事？」
爆豪くんに私がさっき使った武器を見せた
爆「糸か？」
「そうそう、これの凄いところはね
ワイヤーとしても使えるの」
爆「ハッ、こんなもんバレたら終わりじゃねぇか」
「そうだよ、だからバレない状況をつくるの
さっきみたいにね」
爆「ﾁｯ」
その後も2人で練習を続けてその日は終わった
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五月雨銀喰 - イラストって難しいですよね…… (2018年8月21日 3時) (
レス) id: 3059046f2f (このIDを非表示/違反報告)
スイ(プロフ) - 五月雨銀喰さん» わあ！お仲間がいて嬉しいです！練習はしてるんですけどねぇ…(´･∀･`) (2018年8月19日 11時) (レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨銀喰 - 私もきゃらふと使ってます！私も画力がないので(´･ω･｀) (2018年8月18日 23時) (レス) id: 3059046f2f (このIDを非表示/違反報告)
スイ(プロフ) - 五月雨銀喰さん» はい、そうなんです。…画力がなくて……（遠い目） (2018年8月17日 9時) (レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨銀喰 - いつも楽しく読んでいます！設定のイラストはきゃらふとのやつですか？ (2018年8月17日 2時) (レス) id: 002ffe1aba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月@スイ | 作者ホームページ：http://weareasas
作成日時：2018年7月4日 21時
