第1話 私の話 ページ2
私の家は少なくとも
私と焦凍が4つになるまでは普通の家だった
いや、普通じゃないかもしれないけど
私と焦凍が3歳の時
父さんが訓練場で体術の訓練をしていた
私はそれがとてもかっこよく見えた
「お父さん！お父さん！Aもそれやりたい！」
そう言うと父さんは嬉しそうに笑った
エ「あぁ！いいぞ！焦凍も来い！」
焦「僕は・・・いい」
焦凍はお母さんの所へ行った
父さんにつけてもらう稽古は辛かったが楽しかった
私には体術の才能があった
父さんはとても喜んでいた
エ「お前はオールマイトを超えるヒーローになれる！」と笑った
私はヒーローになりたいとは思っていなかった
私と焦凍が4歳の時
焦凍に個性が発現した
焦「うわぁ！！」
「しょーと？大丈夫！？」
焦凍には2つの個性が発現した
私はいつまで経っても個性が発現しなかった
それでも、父さんはまだ私に稽古をつけてくれた
私が“無個性”だと分かっていなかったから
いつまで経っても個性が発現しない私を見て
お母さんが病院に連れて行った。
私はやっぱり“無個性”だった
お母さんは泣いた
私は泣かなかった
家に帰ってその事を伝えると
ﾊﾞｼﾝｯ!!
父さんはお母さんを叩いた
「おとーさん！やめてよ！」
エ「うるさい！出来損ないが！期待した俺が馬鹿だった！」
父さんはそう言うとどこかへ行った
私は出来損ないなんだと教えられた日だった
父さんは私の事を見なくなった・・・。
その日から私は他人の表情を見るようになった
そうすると
家族の事が良くわかるようになった気がする
お母さんは、私と接する時恐怖し怯える表情をする
それは私が父さん似の髪と目だからだろう
私はそれがわかった時からお母さんに近づかなくなった・・・。
怖がられるなら、怯えられるなら近づかない方がいい。
これが私が齢4歳にして知った現実である
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五月雨銀喰 - イラストって難しいですよね…… (2018年8月21日 3時) (
レス) id: 3059046f2f (このIDを非表示/違反報告)
スイ(プロフ) - 五月雨銀喰さん» わあ！お仲間がいて嬉しいです！練習はしてるんですけどねぇ…(´･∀･`) (2018年8月19日 11時) (レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨銀喰 - 私もきゃらふと使ってます！私も画力がないので(´･ω･｀) (2018年8月18日 23時) (レス) id: 3059046f2f (このIDを非表示/違反報告)
スイ(プロフ) - 五月雨銀喰さん» はい、そうなんです。…画力がなくて……（遠い目） (2018年8月17日 9時) (レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨銀喰 - いつも楽しく読んでいます！設定のイラストはきゃらふとのやつですか？ (2018年8月17日 2時) (レス) id: 002ffe1aba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月@スイ | 作者ホームページ：http://weareasas
作成日時：2018年7月4日 21時
