34話 ページ35
その写真を蓮が撮り、遼平・静弥・海斗が集まっている様子も写真に収めた
蓮「雅貴、彼ら何かあった?」
滝「何かって?」
飲み物を飲んでいる雅貴を一瞥し隣に座りながらそう問い掛けた
蓮「ほら」
蓮は先程撮った写真を雅貴に見せた
それは朝に撮った写真と見比べると距離が近くなり表情も硬いものから柔らかいものに変わっているのがよく分かった
雅貴はその写真に吹き出すとこう続けた
滝「まぁ…何かって言えば川落ちかな…」
蓮「んだそれ。撮りたかったなぁ〜!」
蓮「雅貴の顔も昔に比べると随分変わったな」
滝「老けたってことか?」
わかっているはずなのに惚ける雅貴に構わず蓮は話を続ける
蓮「いや、険が取れた。
特にあいつらといる時のお前はとても楽しそうだ」
その言葉に雅貴は考え深く小さく笑う
滝「あ」
蓮「どうした?」
滝「いや、Aが来ないと思ってな」
蓮「あいつ飯いらねぇのか?」
滝「呼びに行ってもらうか…。
下僕諸君!集まれ!」
雅貴は5人の下僕達を呼び直ぐにジャンケンをさせた
…負けたのは海斗だ
滝「よし、じゃあ海斗。
Aを呼んでこい」
海「はぁぁぁ!?」
NOside 終わり
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作者名:卯月@スイ | 作者ホームページ:http://weareasas
作成日時:2018年12月22日 21時