光柱、双子と継子へ報せる ページ8
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無「あ!A姉だ」
「おはよう無一郎。今帰りか?」
無「うん、兄さんと一緒に帰って来た所」
「そうだったか。お疲れ様」
前に鬼に食われそうになっていた所助けた時、そのまま家に住み着いた双子の兄弟。双子の兄 時透有一郎とその弟 時透無一郎。彼等は始まりの呼吸の末裔──つまり子孫である。前々からあまね様が鬼殺隊に誘っていたが入らんの一点張りだった。特に有一郎の方が強情だった様だ。が私が助けた際に入る事を決意し離れに住まわせている。離れとは言っても殆どは此方で過ごしている。
無「A姉は昨日“柱合会議”だったんでしょ?」
「嗚呼、そうだな。其れについて話がある。有一郎を呼んで来い。獪岳も来なさい」
獪「はい」
不機嫌そうな顔の有一郎と獪岳、ニコニコと笑っている無一郎。座敷に座り茶を啜る。
湯呑みを置くとコトンと音が鳴った。
「昨夜柱合会議の際ある少年が議題に上がった」
無「少年?」
「まぁ、有一郎と無一郎の方が年下だがな。話を戻す」
「その少年は鬼となった妹を連れていた」
有「何でその時点で頚を斬らなかった」
「お館様の判断待ちだったからな。当然だろう。
今日はその事で話があるんだ。
これから先彼とその鬼と遭遇しても頚を決して斬ってはいけない、いいね?」
獪「意味が分かりません。鬼を斬るのが俺達の仕事です」
「そうだな。だがこれは“お館様”の指示だ。我等が首を突っ込んでいい話じゃない。これは上官命令だ。聞き入れなさい」
約二名ほど納得していなかった様だがまぁ大丈夫だろう。
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卯月@スイ(プロフ) - 櫻子さん» お楽しみに頂きありがとうございます! (2020年6月3日 20時) (レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
櫻子(プロフ) - 完結おめでとうございます!この作品更新楽しみにしてました、お疲れ様でした! (2020年6月3日 15時) (レス) id: 4de55d417a (このIDを非表示/違反報告)
卯月@スイ(プロフ) - 奈雪さん» コメントありがとうございます。こういう柱がいたらいいな、から始まった自己満足の物語にも関わらずそんな風に言っていただけて嬉しいです。読んでいただきありがとうございます! (2020年6月2日 22時) (レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
奈雪(プロフ) - コメント失礼します。此の物語が大好きでした...!完結、おめでとうございます。読むたびに何故か泣いてしまいました。素晴らしいお話に出会わせてくださりありがとうございました(上から目線っぽくてすみません) (2020年6月2日 21時) (レス) id: 5baed18305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:卯月@スイ | 作者ホームページ:http://weareasas
作成日時:2020年4月1日 16時