強く易しい光柱【鬼滅の刃】

光柱、蝶の憎悪をかう ページ36

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童「救われたいんだね、今すぐ救ってあげるよ」

「馬鹿を云うな愚か者が。
胡蝶逃げろ！！まだ立てるだろう？走れるだろう！朝日が昇るまで後少し、此処は私が死守する！

お前には帰りを待つ「家族」がいる！
愛する妹を悲しませたいのか！早く逃げろ
お前をこんな所で死なせはしない」

童「あ、もうすぐ日が昇るんだね。残念だなぁ」

ザシュッ

音を立てて自分の左腕を斬り落としたAは逃げる童磨を追いかけた。


童「わぁ、自ら来るんだね」

「…ふん、胡蝶を逃がす為ならこんな腕安いものだ
必ず貴様の頚を斬り落としてやる」


頚を狙うも逃げられ姿を消した。
Aは胡蝶の元へ向かうが妹 しのぶが腕に抱き泣いている姿を見て息絶えた事を知った。


胡「如何してッ貴方は生きてるのに姉さんは死んだの！姉さんを何故見殺しにしたのよ…！」

「…お前は鬼殺隊を抜けろ。
姉が死んだ程度で心が折れているような者がこれから先鬼を斬ることなんぞ出来ない」

胡「…何をッ」

「その上背で何が出来る？力がないお前に何が出来る？突きの力だけで頚は斬れまい。犬死にが落ちだろう。なのにどうする？復讐も叶わないお前に何が出来ると云うのだ。」


Aは云いきると姿を消した
胡蝶しのぶは一人歯を食いしばってAの去った方向を睨み付けていた



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