光柱、炎柱の元に ページ18
「獪岳、任務に行くぞ」
獪「はい」
今日は山奥の村に鬼が出たと噂だっていた為鬼殺隊の人間を何人か送ったが全員生きては戻らなかったそうで柱の私が出向く事になった。
「…精々五か」
獪「鬼の数ですか?」
「嗚呼、恐らくな。獪岳、半分いけるか?」
獪「勿論です。俺が強くなった事証明します」
「ハハッやってみなさい」
任務自体は難しいものではなかった。
ただ奴らが使う血鬼術が少しばかり厄介だっただけだ。隊士の力量不足なのが良くわかる。この間の柱合会議にて出た議題はあながち間違ってない。
「全員の底上げが必要だ」
獪「俺は弱いですか」
「いいや、お前は強いよ。
さぁ、帰ろうか」
獪「?はい」
そう、任務は難しいものではなかった
何時もならば直ぐに帰還することが出来たのだ。だが今日は違った。
遠くから強い鬼の気配がした
「!……獪岳ッ!予定は変更だ
今から救援に向かう!」
此処の近くは列車が走っている筈だ
十二鬼月が出たか?下弦では無い、子の気配は間違いなく上弦だ。
列車の任務に向かったのは確か……煉獄か
奴なら遅れを取る事は無いだろうが…否、上弦の力は恐ろしく強い。
獪「師範!?」
「悪いが構っている暇は無い!しっかり着いてこい遅れるなよ」
上弦が列車に住み着いているのか?
まぁ、理由は何でもいい。
急がねば乗客と隊士が心配だ
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卯月@スイ(プロフ) - 櫻子さん» お楽しみに頂きありがとうございます! (2020年6月3日 20時) (レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
櫻子(プロフ) - 完結おめでとうございます!この作品更新楽しみにしてました、お疲れ様でした! (2020年6月3日 15時) (レス) id: 4de55d417a (このIDを非表示/違反報告)
卯月@スイ(プロフ) - 奈雪さん» コメントありがとうございます。こういう柱がいたらいいな、から始まった自己満足の物語にも関わらずそんな風に言っていただけて嬉しいです。読んでいただきありがとうございます! (2020年6月2日 22時) (レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
奈雪(プロフ) - コメント失礼します。此の物語が大好きでした...!完結、おめでとうございます。読むたびに何故か泣いてしまいました。素晴らしいお話に出会わせてくださりありがとうございました(上から目線っぽくてすみません) (2020年6月2日 21時) (レス) id: 5baed18305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:卯月@スイ | 作者ホームページ:http://weareasas
作成日時:2020年4月1日 16時