強く易しい光柱【鬼滅の刃】

光柱、柱合会議にて ページ2

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ー柱合会議ー
半年に一度行われる九名の柱と当主・産屋敷耀哉との会議である。今日がその日なのだが場へ赴くと縄で縛られた少年がいた


「その者は」


近くに居た隠に問うと怯えた様に言葉を返した


隠「れ、例の鬼を連れた隊士です！」

「…よく鬼に喰われなかったな」

？「禰豆子は人を食べません！」


聴こえていたようで噛み付くようにこちらを見上げる少年の耳には花札の様な耳飾りがついていてそれがカランと揺れた


「そんな事はどうでもいい
話は聞こえていた。お館様がいらっしゃる前にその者を罰する事が出来るほど貴様らは偉くは無い

分をわきまえろ」


顔を逸らす者、睨み付ける者反応は様々だが皆一様に分かりやすい
まぁ何でもいい。嫌われようが憎まれようが鬼を斬り鬼を殲滅出来ればそれでいい

輝夜は一人青空を見上げた
柱はその後も言い争いを続けていたがお館様がいらっしゃるとすぐさまやめ跪く


鬼を連れた隊士 竈門炭治郎
鬼の禰豆子

彼等はお館様に見初められこれからも鬼殺隊として動く事になった
不死川の特殊な稀血を見ても食べようとしなかった事が大きいだろう
それにしても、啖呵を切るとはな

鬼舞辻無惨を倒す、か


「彼は強くなるだろう」


未来を語るものは強くなる
それは経験論であり実体験である
私の師範は未来を語れと仰った
未来を生き抜く強さになるからと

尤も私にはそんなものは必要無いが


産「Aからも何かあるかい？」

「いいえ、特には」

産「なら、柱合会議はお仕舞いとしよう」


お館様が立ち去った後帰って行く者が大半で私は一人月をみていた




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