ふたつの飛輪は云う ページ9
.
ガタンガタン
漸く汽車が動き始めた
伊「うぉおおお!!すげぇすげぇ速ぇぇぇ!!」
善「危ない!馬鹿この!」
伊「俺外出て走るから!どっちが速いか競争する!」
善「馬鹿にも程があるだろ!」
「さて、気を抜くなよ
この“無限列車”には鬼が出るからな」
刀がある事を確認し少年達に云うと我妻善逸くんは顔を青くした
善「え?」
善「嘘でしょ、鬼出るんですか!?この列車」
「出る」
善「出んのかい嫌ァー!!!
鬼の所に移動してるんじゃなくここに出るの
嫌ァー!!!
俺降りる!」
「やめとけ少年」
「鬼が出る前に説明しておこう。
短期間の内にこの汽車で40人以上の人が行方不明となっていてな。数名の剣士を送り込んだのだが全員消息を経っている。
その為、柱である私と継子である杏寿郎が来た」
善「はァーーッなるほどね!!
降ります!!」
「それは無理な話だ
少年が降りる事により私達の任務にも支障が出るやもしれん
決して逃がさぬぞ」
今逃げられたら困るのだ
また別の居所を見つけ人を食うかもしれない
そんな事になれば益々犠牲者が出ることになる
それだけは何としても避けなければならない
善「えっ!?そ、それって求婚ですか!!!?結婚しましょう!!!」
「しない」
煉「させないぞ!」
私達は声を揃えて答えた
.
飛輪【ひりん】・・・太陽の異名。「空に浮かぶ円形のもの」の意。
151人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なちゅ - かっこいい…このお話すきです! (2023年3月8日 22時) (レス) @page43 id: c3ead30411 (このIDを非表示/違反報告)
卯月@スイ(プロフ) - 抹茶タピオカ2号さん» ありがとうございます! (2020年4月12日 17時) (レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - 煉獄さんの嫁になりたいさん» 私も嫁になりたい(*´・ω・) (2020年4月12日 11時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年4月12日 11時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
卯月@スイ(プロフ) - ゆくさん» ありがとうございます!そうですよね!結構少なくて私も驚きました (2020年1月22日 7時) (レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:卯月@スイ | 作者ホームページ:http://weareasas
作成日時:2019年11月14日 23時