【鬼滅の刃】炎が燃ゆるように 【煉獄杏寿郎】

彼女は誰よりも「剣」を極めた ページ15

「無事では無さそうだな」



煉「あ、姉上！！」



鬼と間に立ち杏寿郎が受ける筈だった攻撃を刀で流すAに炭治郎は息を吐いた



炭(良かった……)




「左目は損傷…いや、潰れているな
肋骨も砕け、内臓も痛めたか……よく頑張ったな杏寿郎

あとは姉に任せろ」



杏寿郎を遠ざけるとAは鬼に向き直る



「貴様、よくも弟を傷付けてくれたな」


鬼「退け女に用はない」



鬼の目には上弦の参と刻まれていた



「ほぅ？炎柱である私を無視出来るとでも思っているのか？」



鬼「お前の様な女が柱？鬼殺隊も落ちぶれたな」


「まァ、貴様風情にどう思われようと構わんが…鬼殺隊を馬鹿にされたのは癪だな」


Aは鞘に手を掛けると次の瞬間には鬼 猗窩座の後ろにいた



鬼(…此奴は何時移動した)




ザシュッ



猗窩座の両腕は斬れAは猗窩座の背後に先程までの動作で止まっている



炭「…！今のは…？？」


伊「すげぇ！すげぇ！！」



煉「姉上の“神速抜刀術”だ」


刀を抜いた事は勿論、斬られた事すら気付かせない
Aが極め抜いたAにしか出来ない芸当だ

護る為の炎天→←おとうとは護るものだと誰かが言った

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す