【鬼滅の刃】炎が燃ゆるように 【煉獄杏寿郎】

旭日が昇る前 ページ2

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ｽﾊﾟｰﾝ!!!



煉「姉上！稽古を付けてくれないか！」



朝、而も早朝の事であった
炎柱の継子であり実弟でもある煉獄杏寿郎は炎柱である煉獄A(1ヶ月もの間ほぼ休み無しで鬼を斬っていた姉)を早朝4時に起こしに勢いよく襖を開けた



彼女は依然眠ったままだが杏寿郎はめげずに話し掛ける


煉「今日はいい天気になりそうですよ！
さぁ！こんな日は朝早く起きて鍛錬をしま…───」


「五月蝿いぞ杏寿郎」


杏寿郎を自身が眠っていた布団に組み伏せて赤い目を不機嫌そうに杏寿郎に向けた



煉「うむ！おはようございます姉上！
稽古を付けて頂きたく起こしに参りました！」



「ほぉ？それで夜中まで走り回っていた姉を起こしに来た、と？」



煉「はい！！」


組み伏せられているにも関わらず目を輝かせたままの杏寿郎と呆れた目の姉



「……まぁいい
稽古を付けるにしろ、もう少し夜が明けてからだ」



煉「むぅ」


納得のいかなさそうな杏寿郎だったが稽古を付けて貰えないよりはマシだと渋々頷いた




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旭日【きょくじつ】･･･朝日

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