検索窓
今日:14 hit、昨日:6 hit、合計:329,002 hit

友人は辛辣 ページ5

?「なぁにしてんのさ」


「あはは…久しぶりに全力疾走したの…」


蝶「母さん体力ないのー?」


「あるわよ」


ケーキ屋の中に入ると出迎えたのは甘いケーキの香り

とついでに店主の山仲 千景(やまかげ ちかげ)
私の唯一の友人であり、双子の父親を知っている人物でもある


千「あんたねぇ…馬鹿なの?」


「失礼ね、そこら辺の人よりはあるつもりなのよ?高校生を普段相手してるんですもの」


千「そういう所が馬鹿なのよ」



私にここまで辛辣な言葉を吐くのは私の知っている中で千景だけだ



恋「母さんケーキー」


「はいはい、今日は何人分かなぁ数えられる人〜?」



恋・蝶「「いち、にぃ、さん、……6人!」」



「よく出来ました〜!」


必死に数える双子を抱き締めた
店内に人がいないからこそ出来ることだ



千「相変わらず子供想いだよね、気持ち悪いくらいに」


「相変わらず私にだけは辛辣ね」


ふふっと私達は笑いあった



恋「ね、俺!チョコレートケーキ!」



話している私達に我慢出来なくなったのか服の裾を引っ張って恋牙は自身のケーキを強請った



「チョコレートケーキ一つ〜」



蝶「私はイチゴ乗ってるやつがいいわ!」



「タルト?」



蝶「タルトは硬いからいや!」



「ガトーフレーズにしましょうか」



蝶「うん!」



千「ガトーフレーズね
あんたは?モンブラン?」



「ええ、あとはおすすめタルト3つ」



ラズベリーをベースにブルーベリーやイチゴが乗っかっているタルトだ
千景の力作らしい

この間写真が送られてきた



千「ハイハイ、3500円でーす」


「2500円でしょ盛らないで」



舌打ちは聞こえなかったふりをしよう



千「双子、奥にあるマカロンあるから食べといで」



蝶「千景ありがと!」


恋「わーい!」


言うが早いか行くが早いか2人は風のように消えた

嘘じゃない→←後ろに誰かがいる恐怖



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (411 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
722人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

卯月@スイ(プロフ) - 羅霧さん» そうですか!ありがとうございます!楽しみにしていますね! (2020年12月25日 18時) (レス) id: 6ffd6a43ea (このIDを非表示/違反報告)
羅霧 - ありがとうございます!見せるのは良いですよ! (2020年12月25日 15時) (レス) id: 9b4203012a (このIDを非表示/違反報告)
卯月@スイ(プロフ) - 羅霧さん» はい!構いませんよ!羅霧さんが良ければ完成致しましたら見せてくれませんか? (2020年12月24日 21時) (レス) id: 6ffd6a43ea (このIDを非表示/違反報告)
羅霧 - ネットにはあげないですが、おうちでスイさんの書いた、小説を漫画で描いてみていいですか? (2020年12月24日 15時) (レス) id: 9b4203012a (このIDを非表示/違反報告)
卯月@スイ(プロフ) - 羅霧さん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!とても励みになります! (2020年12月23日 22時) (レス) id: 6ffd6a43ea (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:卯月@スイ | 作者ホームページ:http://weareasas  
作成日時:2019年4月25日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。