気が付けば1年 ページ4
何故あの時、私は病室で目を覚ましたのか。
それがとても気がかりでならなかった。
あのあとこっそりネットで調べたり、あの父親の書斎を物色してたら色々とわかった。
父親の書斎に私に関しての調査書があった。
それによれば、どうやら私はヴィランに誘拐されていたらしい。
どこぞのヒーローがお助けしてくれたようだが
救出中に知恵熱と大怪我を負っていたせいで倒れてしまったらしい。
だが、正直言ってそんなこたァどうでもいい。
自分が今、どの世代にいるのか。
そして自分の個性。
まぁその他諸々、知りたいことは沢山あった。
とりあえず全てノートに書いてまとめる。
効率的だ、いいね私!( *¯ ¯*)
「まず、隣が相澤なのを見ると多分…」
イレイザーヘッドっすね〜
しかもどうやら隣の坊やと幼馴染らしい。
去年のある日挨拶しに行ったら初対面だと思っていたのに向こうは知ってました!
夜暑苦しくて窓を開けたらお隣の相澤宅の坊やの部屋と繋がってまして…
夜中にも関わらず相澤先生(小)が突撃してきて相澤先生(小)に抱きつかれました。
「たすけれやれなくて、ごめんな!!」
って言って泣き疲れましたわ
いや、なんのこと?って戸惑いましたけど!!
最初だれ?って思ったけども!!!
死にますね!
可愛すぎて!!
まぁ、とりあえず…
破壊力っパネェわ
「
そんなこんなで今日を生きる俺様クオリティ!!
最高だぜ!!!」
腕を掲げながら小声で叫んだ。
大丈夫、見られてない。
落ち着こう私。
「とりあえず正直あまり関わりたくはないのが本心だがお隣なところを見れば関わらずにはいられねーわなぁ…。
両親もヒーローとかマジありえん面倒_
でも雄英入りてぇわあぁ………
相澤先生セコムしてぇし…
(あの調査書…たしか私の個性は重力操作と治癒と飛行…。
親の個性全てを受け継いでしまったらしいね
敵とかに狙われないためにも隠しといた方が得策な気もするんだがな…)」
カチカチとシャーペンの音を鳴らしながら考え事に浸っていると、相澤先生(小)が侵入してきていた。
肩を叩かれ後ろを振り向くと相澤先生(小)が悲しそうな顔をしていた。
そんなキミもキュートだよん♡
「なぁ、A」
「なに?」
「記憶が無いって…本当か?」
なかなか痛いところ突いてきますねぇ
少年(*'ω'*)
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ゆーか - 更新頑張ってください! (2019年3月21日 18時) (レス) id: 85dd9f4813 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:留羽謝(ルーシェ) | 作者ホームページ:
作成日時:2018年7月1日 22時