陰陽師がOPの世界にトリップ?! (ページ5)

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はっ、えっ?!…………めっちゃイケメンの天使がおるページ5

【……ろ。】

【…き…ろ】

誰かが私を呼んでる？……白虎？？

【起きろと言っておるのだ！！】

『ぎゃぁぁぁ！！な、何っ？！』

【なんと、色気のない叫び声……】

目の前に広がるは真っ白な空間。その空間の真ん中に立ち尽くす5、6枚の羽がついた男………羽？

『えっ………天使様でいらっしゃいますか？』

【いかにも、大天使ミカエルだ。小娘、なかなかの顔をしておるな。こんなに身近で見たのは久しぶりだ。二度目の再会だ、勿論覚えておるな？】

…………………えっ……どうしよう、全然覚えてない。

こんなイケメンに会ってたら忘れるはずがないのに……全然覚えてないんだけど……

【はぁぁ、一度目は夢の中だ。小さいとき霊力が覚醒したときだ。】

……………ちょっと言っていい？？小さいときってさ…

【3歳あたりだったな】

『覚えているかぁぁぁぁぁぁ！！!何？私の記憶力舐めていらっしゃいますの？皆の名前を覚えて区別するのに何ヶ月かかったと思ってるの？！２ヶ月よ？！それに勝手に心の中を読まないで！』

【………】

……はっ！！まずい………大天使ミカエル様に怒鳴っちゃったよ………あれほど、大国主神にミカエルだけには礼儀よくしろって言われてなのに！

『ご、ごめんs【くっくっくっww流石は大国主神の弟子。こんなに笑ったのは久しぶりだ。気に入ったぞ、人間の小娘。名は何と言う。】

『あ、…え……安倍A…で…す。』

【！……そうか、安倍家か…】

なんだろう…なんでそんな悲しい顔をするのかな…

【A】

『あ、はい！』

【本題に入るが、ここが何処かわかるか？】

『ここ、ですか？』

あのとき、白虎の背後から迫る車に気が付いて……それで……白虎を庇って……

『私………死んだ…』

【そうだ、あのとき、十二神将の小僧を庇って死んだ。ここは『地獄ですか？』なわけあるか。なんで地獄になる。】

だって、、、稽古はサボるし神に対してめっちゃ生意気な態度取ってるし……

【もしかして、気づいていないのか？】

『何がですか？』

【神々はAのことを気に入っておるぞ。三大神も。大国主神も、ここに来れば毎日Aのことを話す。】

『大国主神師匠がですか？』

なのにそれ………常に怒ってる大国主神が……

ギャップありすぎでしょ……めっちゃ照れる…

【だから、安心しろ。神々はAの味方だ。】

『………ミカエル様ですか？』

【秘密だ。】