陰陽師がOPの世界にトリップ?! (ページ3)

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天使、ミカエルページ3

『………………………暑い………暑すぎる。猛暑……』

机にだらっと姿勢を崩す。今日はなんと32℃
聞いただけで暑く感じる温度に加えてミーンミーンミーンと鳴くセミ。

『もうやだ〜、今日の稽古やりたくない〜』

【駄目だ。しっかりやらないと怒られるぞ】

『だって……大国主神の稽古ハードル高いんだもん。十二神将は呼べるけど師匠さえまだ呼べてないのに三大神なんて呼べれるわけない』

【あぁ、それは問題ないよ。まだ、Aの霊力は最大限に解放してないから】

『それはどういうこと？白虎』

【内緒♪まぁ、精々頑張ることだな】

『そんなぁぁぁぁ！！白虎の意地悪！最低!』

【何度でも言え】

そんな彼らのやり取りを天界から見てる人が居た

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【良いのか？大国主神。あの人間、三大神を余裕で呼べれるくらいの霊力はあるだろう？】

【あぁ、霊力があったとしてもだ、コントロールがまだ不安定だ。そのコントロールを安定にするにはこの世界じゃ出来ない】

【世界が滅びる………か……。面白い人間だ。それで俺の力を借りに来たのだな？大国主神】

【そういうことだ。ミカエル。大天使ならいとも簡単に"死因"を作り出せるだろう。】

【くっくっくっ、まぁそうだな。たかが、コントロールの安定に死因とはな。やることが物騒だぞ、大国主神よ。十二神将の奴らと三大神が黙っておらぬぞ。】

【構わぬ。Aを強くし、世界の陰を静めるためだと三大神の天照大御神が考えたことだ。私はそれに力を貸してるだけだ。】

【やはり、面白い。さらに気に入ったぞ、大国主神よ。わかった、人間に相応しい死因を考えておく。

別の世界に飛ばせば良いのだな?大国主神】

【あぁ、だが、【わかっておる。Aが過ごしやすい世界に、だろう？】……頼んだ】

そう言って、大天使ミカエルは奥の部屋へと消えていった。

【こんな私を許してくれ……A。全てはお前のためなんだ…】