陰陽師がOPの世界にトリップ?! (ページ15)

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こ、こんにちは………海兵さんページ15

ど、どうしよう……あのマスクと良い……あのプードルに似た髪型……2メートル級の巨人……

絶対にクザンだ……

巨人だって大声で逃げて来ちゃったけど……

『まぁっ、大丈夫だよね！』

クザン「何が大丈夫だって？」

『のわぁっ！！』

クザン「色気のない叫び声だ。まぁ、そこも良いんだけど……お嬢さん今日暇？」

よく言われます………色気のない叫び声だって……

とうとうこっちの世界でも言われるか〜

『え〜…………暇じゃないです。クザンさんは今日もサボりですか？』

その時、クザンの目が怪しく光ったことに気づく

あ、…………まずい!!

クザン「俺、名前言ってないけど……何者だお嬢ちゃん」

どうしよう………

『有名ですから！海軍三大将の一人青キジことクザンと』

非常にまずい………どうしよう……

『……………女に目がなく、仕事サボりなところも…ボソッ』

クザン「…………お嬢ちゃんは計算とか書類とかまとめるの好き？」

『………へっ？?あ、…まぁ嫌いでは無いです』

クザン「そっか…じゃあ、丁度前の部下が逃げ出しちゃって今手伝ってくれる人居ないんだよね〜。そこでなんだけど……給料も高いから手伝って欲しいんだよね」

部下が逃げ出しちゃってって……100％クザンが悪いんだよ…

『……私だけじゃ決められないので他の人に相談して言いよって言われたらでいいですか？』

クザン「ほか？この島に他の人も居るの？」

人じゃないんですけどね……あはは……

『はい』

クザン「まぁ、良いよ。できるだけ今日この後すぐ出航したいから今聞いて欲しい」

自分勝手だなおい

『わかりました。』

来た道を振り返ると……

白虎達何処に居るんだろ…

あんなこと言っちゃったし………自分から探しに行きづらい……

じっと来た道を見つめていると……

白虎【A！！何処に居るんだ！！さっきはごめん！】

び、白虎？！!白い着物が凄い汚れてる……

私のせいだ………

『白虎………』

白虎【っ！！A………ごめん……あんなこと言って……助けられた身なのに…ごめんな…】

『ううん…こっちこそごめんね……みんなは？』

白虎【皆はもうそろそろ来るよ】

『そっか……また皆に迷惑かけちゃった……』

小さい頃から常にみんなといた。だからこそ、たくさん迷惑かけた……。もう迷惑かけないって約束したのに……

白虎【それより、そいつ誰だよ】

『クザンさんだよ。ほら、海兵の三大将って教えた』

クザン「宜しく」