乙骨憂太【ドS】説

その6 どんな色が好き ページ7

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この段階で特級呪霊…加えてクラスメイトの彼女(？)とバトルをすることになるとは思わなかったなぁ。
しかもさっきなんでバレたんだろうって考えた時にさ。
さっきの里香ちゃんが暴れてる時を思い返した訳。


「りか あか すきぃ あおっはっ どこっ？？」

『今降りるから………っわぁ！危な！里香ちゃんん！？』

「あおっ みつけたぁ！！」



もう分かるよね。青龍、青認識でした。どうして青選んだんだろう私。後悔してるよ。まぁ朱選んでも白選んでも黒選んでも攻撃はされてそうだったよね。

特級相手に何が出来るか分からないけど、友達の為だ。



『負けないよ、里香ちゃん』








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『っだぁ……特級…信じられない………異次元じゃん、』

「ゆゔだぁ どこぉあ？？ りか ゆゔだ いがい きらいぃ」

『それはご丁寧にどうも………っ、まだ、かな…？
そろそろ限界近いんだけど…？』

「りか おまえ きらぃいい」



そう里香ちゃんが手を伸ばした時、パシュッと音がして帳が降りた。途端、目の前に迫っていた手が消えて、里香ちゃんの気配が遠くに行った。
乙骨出れたんだ…良かった。



『痛ぁい……もう特級とか二度とごめんだわ…』


そう文句を言いながら、校門の方に向かった。そこには倒れている真希と、子供二人と、多分3人とは違う理由で倒れている ″憂太″ 。と、何故か仁王立ちの悟。


『よっ。お疲れ〜』

「あれ、Aどうしたのそのケガ」

『女同士のバトルしてて』

「も、もしかして里香ちゃんが…！？」

『いや。自分でやった事だし。″憂太″ が無事に着いてくれて良かった』

「え、今……憂太って名前で」

『え？………《しまったァ里香ちゃんが憂太ばっか言ってるから移ったァ》…ごめん、間違えた』

「いや、いいよそのままで。むしろそっちがいい。
いいでしょ？」

『………ウン…イイヨ』

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