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10:君とのランチタイム ページ10

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お昼ご飯の時間になると、決まって"あること"を掛けたジャンケン大会が行われる

ただ、今日はそのジャンケンを一部が拒否していて…





田中「先生!ジャンケン!!!」


深澤「樹、今日はジャンケン無し!」


田中「俺は師匠じゃなくて、先生に言ってんの!」


深澤「照も今日は無しっつってた」


ジェ「AHAHAH!ふっか、それはズルい〜!」


ふ「ずるくねぇよ!!!
そろそろ、Aちゃんとご飯食べたいんだわ!」





深澤くんの言う通り、最近はずっと樹くんのグループがジャンケンで勝ち続けていた

なので私は、樹くんのグループで沢山ご飯を一緒に食べているという意味にもなる





向井「俺やってAと食べたい〜〜〜!!!!」


ラウ「僕も〜〜!!!!」


深澤「樹、アイツらの顔を見ろ、声を聞け……
どうだ、譲る気にな「ぜってぇヤダ!!!!!」」


『………』





言い合いはヒートアップして、中々話が進まない
私もお弁当を持ったまま、立ち尽くす

そしたら誰かに左袖を引かれ、自然と視線を落とした





京本「席、くっつけたら解決する?」





教室が静まり返った





京本「あれ、違う?」


佐久間「いや、大我ナイスアイデア!!
みんなぁ〜〜!動け〜!!!!」





佐久間くんの合図により、みんなが一斉に机と椅子を持って動き出した





目黒「桃井さん、こっち」


『目黒くん、』


目黒「はい、座って、はやく」


『う、うんっ』





少し急かされながらも、言われた通り椅子に座れば、皆からの注目が一気に私へと向けられる





田中「Aちゃん、そこじゃない!!!ここ!」


深澤「大丈夫!Aちゃんはそこに座ってて!」


田中「師匠邪魔!!!!」


深澤「おい!っんだと樹!!!」


宮舘「………ちょっと二人とも」





宮舘くんの言葉一つでまた、教室に静寂が戻る





宮舘「姫とのランチタイムを自ら削ってどうするの」


『……ひ、ひめ…』


宮舘「ほら、早く二人は席について」





田中くんも深澤くんも、お互い不服そうな顔をしつつも宮舘くんの言葉通りに動く

私の隣には、目黒くんが座った





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作者名:佐藤さん | 作成日時:2023年1月6日 18時

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