40話 部屋着 ページ42
Aside
私は『ありがとうね』とだけ言ってその後すぐに部屋から出た。
ほんとだったらもっとスキンシップしても良かったけど、なんかそんな気分になれなくて一旦計画を辞めた
いつもしているハグとは違って私を慰める様なそんな優しいもので、緊張したのか照れたのか
恥ずかしくて足早に廊下から去った
だからだろうか、私はそんな姿を盗み見ている影が居たことに気づかなかった
─────
───
ー
私の部屋はマネージャーで女のため他の青葉城西の部員とは違って1人部屋だった。
本当だったら桃ちゃんとか他のマネージャーと共同の部屋になるのが普通だそうだが臨時のマネで初仕事だし1人部屋の方がゆっくり出来るんじゃないかという粋な計らいで私は1人の部屋になっていた
ｺﾝｺﾝ
部屋に入ってすぐ、ベットに座ったと同時に部屋のドアが叩かれた。
夢『はぁーい！』
誰だろう、なんでこんな夜に
夢『ちょっと待ってー』
足音を立てないように忍び足で覗き穴からドアの外にいる人を見てみるとなんとびっくり、合宿来てからは全くと言っていいほど喋っていなかった国見くんであった
夢『(ふふ、いいこと考えちゃった♡)』
入口から部屋の中に戻り、着ていたジャージを脱ぎ捨て、綺麗に下ろして整えてあった黒髪もわざとボサボサみ乱して、合宿の荷物をまとめていた大きいバックから男物のTシャツをワンピースとして着た。
そして勢いよくドアを開けた
夢『…はぁ、ごめん！！』
国見「は…///」
国見の目線はわかりやすいほど私の顔のすぐ下を見ていた
何を見てるのかはご想像におまかせするけど、多分想像してる場所で間違いないよ
いつもポーカーフェイスの国見がこんな可愛く照れてるなんて
最高の絶景！
国見「…なんですか、その格好」
夢『えへ、気になっちゃう？急いで服きたから適当でさ…』
国見「はぁ…それ、俺じゃなかったらどうすんですか」
たしかに、まぁ私は国見だってわかってたからこんなことしたのだけど。
私はこの国見の私のことを心配し嫉妬しているような表情がたまらなく好きだ
だからついついからかっていじめたくなっちゃうんだけど
夢『え、何かおかしい？これ、』
わかってない感を出して挑発
国見「チッ、わかってるくせに」
未だに空いていたドアが国見が勢いよく押し入って来た弾みでバタンと閉まる。
目の前には顔
…私は静かに目を閉じた
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あお - こうゆう感じのヒロインちゃん好きです！w面白かったんで次の投稿待ってます！ (2022年12月17日 21時) (
レス) @page1 id: c241688681 (このIDを非表示/違反報告)
ななサマ - ドロドロ系新鮮で推せる。投稿待ってまーす！！ (2022年10月10日 23時) (レス) @page20 id: 3d9458003a (このIDを非表示/違反報告)
もんちゃん - やべー。ヒロインちゃんと名前似てるwwwww後から夢主ちゃんが好かれるタイプの小説大好きだわ (2022年10月9日 15時) (レス) @page2 id: 11775f8b13 (このIDを非表示/違反報告)
URAN - 及川さんが真前でキスしとるんやったら連写するわ。あと主様よこの小説面白すぎんか私大好きです！！これからも頑張ってください。 (2022年9月26日 4時) (レス) @page20 id: 38df0baeed (このIDを非表示/違反報告)
ニコリ - とっても面白くて、続きがたのしみです。 更新を楽しみに待ってます。 (2022年9月6日 22時) (レス) @page15 id: 84fc6c592a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ううさん x他2人 | 作成日時：2022年8月22日 23時
