部のお姫様的ヒロインを助けてしまった件【HQ】

3話 お願いは… ページ5

Aside



二つ返事で私のお願いを許可した及川先輩。




夢『まぁ、簡単に言ったらー、今から私に告白して欲しいんですよ？、うん』





及川「...は、はぁ！？！！？」






すっごい驚きっぷり、私のことをなんだと思っているのだろう。





私は利用できるものは全て利用するがモットーなのだ





つまり、使える及川先輩は、使うってこと





夢『...あ、いや、所詮嘘コクなんでー、』





及川「ど、どういうこと...！？、君、及川さんのこと好きなのかな？？」





夢『...自意識過剰ですね、』




まぁ、私も同じようなとこあるから強くは言えないけど




私は仕方なくことの全貌を及川先輩に説明した。





要約すると、今の彼氏に好きな人ができたから別れようと告げたが、信じて貰えず。自分よりかっこよくてスポーツができるやつじゃないと！！、とかうるさいから及川先輩を私の好きな人(仮)にしたい、ということだ。






うん、なんかややこしっ






夢『割と簡単じゃないですか？私が及川先輩に告白された〜、とか騒いどけば彼氏(アイツ)の耳にも入るでしょ？』






及川「...うん、そう...ですね。」






腹を括ったのか、半ば無理やりだけど及川先輩はこの仕事を引き受けてくれることになった。






しゃっ！！






最後に「桃になんかしたら許さないから」といういかにもなセリフを吐いて行った。





まぁ、私から話しかけることないしー、いっかー

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