第十九話 ページ20
「よっちゃん…ありがとう」
昔から、よっちゃんは私のことを助けてくれた。
幼稚園で、なかなか両親を失った心の傷が癒えなくて、園内でも一人ぼっちだった時もよっちゃんはいつもサッカーやってたけど、一緒にやらないかって誘ってくれたし
小学校に入ってからも、私はずっとよっちゃんのサッカーを見てた
中学に入ってから高校までよっちゃんが入ってるサッカー部のマネージャーを務めてきたけど、よっちゃんが居なければ私は四年半もマネージャーを続けられなかった。
そして、このマネージャーをしていたからこそ、ブルーロックに呼ばれたのであり、ミヒャとも出逢えたのだ。
「よっちゃんは、私のヒーローだね」
「ヒーローだなんて大袈裟だな、ほらそろそろ寝ようぜ。おやすみ」
「おやすみ、よっちゃん」
よっちゃんは自分の部屋へと戻った
先程までのモヤモヤが嘘みたいに無くなり、私も安心して眠りにつく
よっちゃんが味方で居てくれること
それが何よりも今のAの心の支えとなった
朝起きると、よっちゃんはもう既に家を出ていた
起こしてくれても良かったのにと思ったが、彼なりに気を使ってくれたのだろうと思う
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沙羅(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新待ってます! (4月7日 0時) (レス) @page21 id: e669b9fbcc (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 神かよ!!!!!!! (8月24日 9時) (レス) @page15 id: 097fc38870 (このIDを非表示/違反報告)
YUY - うわ最高 この作品のみひゃ最高すぎてまじ神(語彙力皆無)更新待ってます!頑張ってください!! (2023年2月19日 11時) (レス) @page12 id: 2b504e2cbc (このIDを非表示/違反報告)
悠 - カイザー優しい♥️ 最高ですか? (2023年2月14日 17時) (レス) @page9 id: 1f3484379a (このIDを非表示/違反報告)
悠 - ヤバいヤバい続きが気になるーーーーーー (2023年2月5日 22時) (レス) @page6 id: 1f3484379a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかお2号 | 作成日時:2023年2月5日 2時