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第十四話 ページ15

「…やば、今何時だろ」



日本に来て、すぐにホテルへ向かえばいいものの、気づけば懐かしい河原に来て、ぼーっと座っていた


時計を見ると18時。夕日も沈み始めていた


「今からホテル…予約取れるかな」

スマホでここから一番近いホテルを探していると



「…は、A?」


何度も聞いたことのある声
でも、ここで聞こえるはずがない。だって彼は今一人暮らしでドイツに…


「やっぱりAだ!」

こちらに駆け寄ってくるのは紛れもない幼馴染
潔世一だった。カイザーのチームメイトでもある



「よ、よよよっちゃん?!何で日本に?」


思わず河原から転び落ちそうになるのを何とか踏ん張った


「お前こそ…もしかしてまた家出か?にしてもスケールデカすぎだろ、バカかお前…」

よっちゃんは呆れたように頭を抱える


「…喧嘩したの。ミヒャに沢山迷惑かけたから。もう帰らない。ミヒャもしばらくは追ってこないと思う」

影をさす彼女の表情に潔は何を汲み取ったのか

「…今回はマジのやつ?」

「…前回もマジだけど」

安心して、とスーツケースを持って立ち上がるA



「もうよっちゃんにも、誰にも迷惑かけないから」

一瞬だけ彼女が悲しそうな顔をしたのを潔は見逃さなかった。

そのまま去ろうとする彼女の手を掴む


「おい、待て。Aお前何か…」



ぎゅるるるる〜〜〜



音の源は彼女の腹からだった。

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沙羅(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新待ってます! (4月7日 0時) (レス) @page21 id: e669b9fbcc (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 神かよ!!!!!!! (8月24日 9時) (レス) @page15 id: 097fc38870 (このIDを非表示/違反報告)
YUY - うわ最高 この作品のみひゃ最高すぎてまじ神(語彙力皆無)更新待ってます!頑張ってください!! (2023年2月19日 11時) (レス) @page12 id: 2b504e2cbc (このIDを非表示/違反報告)
- カイザー優しい♥️ 最高ですか? (2023年2月14日 17時) (レス) @page9 id: 1f3484379a (このIDを非表示/違反報告)
- ヤバいヤバい続きが気になるーーーーーー (2023年2月5日 22時) (レス) @page6 id: 1f3484379a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかお2号 | 作成日時:2023年2月5日 2時

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