及川徹の妹は正真正銘の天才である。4【HQ】

×22青葉城西高校Aくんの話 ページ23

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少し前のとある中学校の放課後。









「…寝てる」










放課後、部活に行ったは良いけれど忘れ物して取りに来たらAが寝ていた。








「(あー、女バレ今日休みって言ってたっけ)」










自分の机にかかっているシューズを取る。(因みに隣の席)










ｽｰｽｰと寝息をたてて寝ているAは可愛くてずっとみていたい。










「(まあいつも可愛いんだけど…あ、戻らなきゃ)」












もう少し居たいけど、遅いと怒られる。










「(風邪引きそうだし起こすか。)」










夏とはいえ日が暮れると寒くなる。









「おーい、Aおきろー。…起きない。」











昨日夜更かしでもしたのだろうか。授業では一切サボることのないらしい彼女は今日もいつも通りに見えたが。









『ん、…ｽｰｽｰ』










Aの横にしゃがみ机に頬杖をつく。










「(この時間がいつまでも続けば良いのに…)















好きだよ、A。」










そう言った後俺はﾁｮｯﾌﾟした。











『うっ痛!!って国見じゃん!!』










「そんなとこで寝ると風邪ひくぞ」








『いや、今日眠くて…って国見だってよく寝るくせに笑』









「俺は良いの、じゃ俺部活行くから。」










『あ、部活か。頑張ってね〜』










「おー」









教室を出てすぐ顔を覆った。










「(…聞こえてないよな、あれ(・・))」










必死に熱を冷ます。











「でも…



















いつか伝える」











柄にもない俺の独り言は誰にも届くことなく消えていった。




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Happybirthday!!!2022.3.25.
久しぶりの更新です!!
拙(つたな)い語彙力ですがこれからもよろしくお願いします。
Twitterはじめました!!(←だからなんだ笑)

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