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影「…」ﾋﾟｯ
無言で飲み物を買う飛雄。
そして私の隣に座る。
『私と練習したくないの』ﾊｯ
思わず出た言葉に口を塞ぐ。
飛雄は驚いた顔でこっちを向いた。
『(もーいいや言っちゃえ)私の練習は断って仁花ちゃんには球出ししてもらってた癖に…』
影「…」
何も言わない。何か言ってよ。
影「あの日は谷地さんに聞きたいことがあったんだ」
聞きたいこと？
『聞きたいこと？って何』
何故か知らないけど気になった。胸がﾓﾔｯとして、嫌な感じ。
影「…お前には、言えねえ」
？意味がわからなかった。
私はそこまで信用がないのだろうか。
『(私の方が昔から居るのに)』
中学校は途中から話さなくなっちゃったけど私の方が仁花ちゃんよりも飛雄を知ってる、はず…。
『そう。じゃあ良いや。これからも仁花ちゃんに付き合ってもらいなよ』
随分と投げやりな言い方だと自分でも思った。
これじゃあホントに。いや…
『(私は飛雄が好きなのか)』
影「ちょ、」
何か言いかけてたけど無視して部屋に戻った。
思いっきり不機嫌な顔をしてたと思うけどマネさん達は何も聞かなかった。やっぱり優しいな。
谷「Aちゃん大丈夫？」
仁花ちゃんはいつの間にか部屋に戻ってきてたらしい。
声をかけてくれた。けど…
『うん。全然元気だよ？』
今はその声、聞きたくなかったかな。
○
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しゅえ(プロフ) - 匿名希望の〇〇さん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです。これからもどうぞよろしくお願いします。 (2021年10月19日 6時) (
レス) id: 0d06914dbd (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望の〇〇(プロフ) - 初コメント失礼します。続編おめでとうございます。これからのゆっくり貴方様のペースで更新頑張ってください。 (2021年10月18日 22時) (レス) id: e2b4bbe71a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅえ | 作成日時：2021年10月18日 11時
