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トンッ_










ボールの落ちた音が響く。










『って、なんで取らないんですか!!!』










黒尾さんは完璧に固まっていた。










黒「いや、ごめんあまりにも完璧に返ったからさ。なんか、びっくりしちゃって」










ネットの向こうからズンズンと木兎さんが歩いてくる。










そして私の肩を掴んだ。











木「すごいなお前!!!!」










赤「(木兎さんが自分のボールを簡単に取られたのにしょぼくれず褒めている。これは…)すごい!!」










いや、赤葦さん絶対違う意味のすごいでしょ。











『あ、ありがとうございます?』









黒「バレーってリベロしてたのか?」










『あ、いえスパイカーでしたよ』










嘘は言ってない。










リベロをしたこともあったが結局は監督にスパイカーに戻されていた。リベロに点は稼げないから。サーブも出せんし。私には攻撃側の方が都合が良かったのだろう。









黒「へー!!やっくんと同等くらいの技術あるんじゃないか!?」









買い被り過ぎだ。










『いや、そんな。…好きでやってる人には敵いませんよ』










赤「及川って…」









赤葦さんが何か言いかけた時、ドアから誰か入ってきた。










『っツッキー!!?』










月「聞きたい事があるんですが」










入ってきたのは、月島だった。




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しゅえ(プロフ) - 匿名希望の〇〇さん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです。これからもどうぞよろしくお願いします。 (2021年10月19日 6時) (レス) id: 0d06914dbd (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望の〇〇(プロフ) - 初コメント失礼します。続編おめでとうございます。これからのゆっくり貴方様のペースで更新頑張ってください。 (2021年10月18日 22時) (レス) id: e2b4bbe71a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゅえ | 作成日時:2021年10月18日 11時

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