及川徹の妹は正真正銘の天才である。3【HQ】

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月「＿＿っ＿ねえ、もう着いたんだけど」









目を開けると誰かに寄りかかっていた。え、誰に…。









『(…月島だ!!!)』









月「早く降りてくんない？」









『あ、ごめんごめん』










私の方が手前なので先に降りなきゃいけない。










降りる前に一応言っとく。










『あのー寄っかかってたみたいで…ありがとうね』










月「重かった」









『デリカシーのなさ!!』










ありがとうって言ったじゃないか!











月「(…ﾌｯ)」











バスから降りると空にはすっかり日が昇っていた。










『(眩しっ)』










黒「久しぶりだな!!」










なんでそんな元気あるんですか。












『お久しぶりです。御三方が案内してくれるんですね』











海さんと、研磨くんと黒尾さんが来てくれた。にしても、相変わらず読めない顔だ。ﾆﾔﾆﾔしてて腹立つな。











孤「A、久しぶり」










『あっ、研磨くん。久しぶり〜』











孤「その、さ俺ゲーム持ってきたんだけど…」












ゲーム？あー、前言ってたやつね。











『私も持ってきてる!合宿のどっかでやろうね〜』











孤「//ｺｸｯ」











可愛いな〜、先輩だけども。男の子だけども。










日「なあなあ!スカイツリーどこ!?あれってもしかして東京タワー!?」











ん？あれただの鉄塔じゃないか？今回の合宿森然だから埼玉じゃないっけ。ここ。










黒尾さんにこっそり聞く。










『ここ埼玉じゃないんですか』











黒「合ってるよwなんなの宮城には鉄塔ないの？w」










『いや、日向が馬鹿なだけだと思います』










黒「ﾋｰ面白いお腹痛いww」



















リ「身長伸びたかー!?」










孤「リエーフうるさい」










『うん。うるさい』










第一声から(日向に)失礼なやつだ。











日「たった2週間で伸びるか!!」











リ「俺は2mm伸びたぞ!」










…それ誤差じゃね？




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