Lovely Xmas ♡ ２【 JW赤×緑 】

- 緑 ページ13

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夜中、苦しさで、目が覚めた。



昨日は幸せな日だったはず。好きな人に告白されて、付き合って。久々に、幸せだと思う日だった、はず。


それなのに。




苦しくって、けど状況が飲み込めなくって。
必死に目を開けると、目の前に拡がった景色は、信じられないもの。






紛れもない、俺の忘れられなかったいちばん大好きで大切な人。その人が今、俺の目の前にいる。







「だ、いき____ッ」
「なぁ、何他の奴と結ばれようとしてんの？」








そんな1番の想い人に、首を押さえつけられて、もう、息ができない。







「俺としか、幸せになったらあかん」
「く、るし…だ、ァ」
「ともはずっとずっと、俺のもんや」






何回も考えた、大毅のところに行こうかって。

けど、そんなこと大毅は望んでないかもって。大毅のもとへ行ったら怒られちゃうかもって。


けど、そんなの言い訳だった。死ぬのが怖くて、自分に言い聞かせてただけだった。






「ともが勝手に幸せになろうとしてるから、迎えに来ちゃったやん」
「なぁとも、あっちで、俺と幸せになろうな？」






この言葉で、確信した。


大毅も、俺のことを好きでいてくれたんだ。
なのに俺は、俺ときたら、大毅以外の人と。




最期に見えたのは、大毅のキラキラした笑顔。


俺の大好きな、片方だけ出来るエクボを覗かせて、ニッコリと笑っていた。






______アァ、これで俺は、大毅と幸せになれるんだ。








やっぱり俺は、俺たちは、お互いの存在なしじゃ幸せになれない。

俺が間違ってた。




大毅、俺を迎えに来てくれて、ありがとう



これからは、ずっとずっと、一緒やで …？？










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